私の思い出の一曲 大人の階段登る頃
幼少期、小中学校時代と、思い出の曲を紹介してきました。
それから姉の影響のオフコース、
友達の影響でユーミン
当時大人気だったチェッカーズ、
安全地帯などもよく聞いていましたが、
なんと言っても、私の青春時代を思い出して、いまだにグッとくるのがこの曲、
H2Oの、「思い出がいっぱい」
これは、アニメ「みゆき」の主題歌ですが、当時あまりテレビを見ていなかったので、知りませんでした。
運動会が終わったあと、近頃では考えられないかも知れませんが、夜暗くなってから校庭で生徒会主催のキャンプファイヤーがありました。
そして火を囲んでフォークダンスとかやったんです。
当時私は片思いの人がいて、その人とフォークダンスできたらいいなと思っていました。
しかし、あと数人、というところでフォークダンスは終わってしまった。
これで本日の行事は全て終了です。
みなさんお気をつけてお帰りください。
というアナウンスが流れた直後に流れたのが、この曲だったんです。
あと一曲あったら、フォークダンスできたのに…そう思ってかなりがっかりしたけれど、この歌があまりに素敵で、ジーンとして、しばらく聞き惚れてしまいました。
実はこの運動会で、私も彼もリレーの選手でした。
私は彼にバトンを渡し、バトンを受けた彼が一周回って戻ってきた時、
きっついねー
きっついねー
って初めて話をして、笑い合ったんです。
天にも昇る気持ちでした。
この時私は、この曲を聴きながら、昼間のそんな夢のような時間を、思い出していました。
暗い運動場の真ん中でまだ赤く燃えている火。さっきまで人だらけだった校庭が、あっという間に人がいなくなっていく
終わっちゃったな…
そんな気持ちで、私は1人で校庭に残って、しばらく立ち尽くしていました。
この曲を聴くと、今でもあの時のなんとも言えない気持ちを思い出して、心がギュッとなります。
その後、友達のカセットをダビングして、サザンや浜省を聞いたり、相変わらずユーミンを聞きながら、大人の階段を登っていきました。
シンデレラには慣れなかった。
いえ本当の意味のシンデレラ(はいかぶり姫)になったのかも知れませんが、
幸せは、誰かが運んできてくれるものではなく、自分で取りに行くものだと学びました。
そして大人になった私が、よく聞いていたのは、ふきのとう。
ふきのとうは、北海道出身の山木康世と細坪基佳によるフォークデュオです。
私が一番好きな曲は、「小春日和」ですが、「優しさとして思い出として」も好きです。
初めてコンサートというものにも行きました。
細坪さんの美しい声に癒されました。
人生3番目に長く聞いていた歌です。でもちょっと悲しい歌が多い。
この頃私は結婚しました。
入場局は、ふきのとうではなく、ユーミンの
Anniversaryでした。
しかし、人生の中で一番美しい思い出として残っている恋は、やはり、片思いで終わった、思い出がいっぱいの彼
少女だったといつの日か 想う時がくるのさ
少女だったと懐しく 振り向く日があるのさ
まさにそんな感じで、思い出します。
みなさんが、昔の恋を思い出す歌って何ですか?
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