フキを食べよう!
昨日、父とフキを取りに行きました。
これは毎年恒例行事で、フキを取るのは主に私、とってきたフキを料理するのは父です。
カマを持って、徒歩10〜15分ほどのところの土手へ
なかなかの斜面を慎重に降りて、フキを取っていきます。
88歳の父も急にイキイキして、上の方で収穫しています。
こうしてたくさんのフキを持ち帰りました。
それを洗う作業がまたなかなか大変。
半分の量でシンクがいっぱいです。
そして葉っぱと茎に分けます。
葉っぱを食べないで、捨てる人いますけど、葉っぱも、美味しいんですよ…
葉っぱは山盛り‼️
さて、茎の方は、皮を剥いて水につけておきました。
ほぼほぼ父がやってます。
そして、切って水にしばらく浸けておきました。
だけど、後からネットでみたら、茹でてから皮剥いたほうが、手が黒くならないそうです。
私は以前はツワブキをよく食べていました。
手が普通のフキ以上に真っ黒になるので、
魚の骨取りのような、洋裁の糸取りのような、毛抜きのようなもので剥いていました。
この辺りの人は、ツワブキは食べないです。
黄色い綺麗なおはなごさくのでお花が咲くので、むしろ観賞用だと思っているようです。
美味しいのに…
今回は、指でつまむと黒くなるのが嫌で、私は包丁で端っこを引っ掛けて剥きました。
さて、ここまでは昨日。
一晩水に漬けて、今日はいよいよ…
茹でます。
5分ほど煮たら、水に取ります。
そしてフライパンで炒める。
醤油、味醂、酒、麺つゆなどで味付けします。
これは、佃煮っぽい感じになります。
汁気がなくなってくるまで煮ます。
例年だと、ここに山椒の実を入れるのですが、今年は手に入らなかってので、山椒の葉っぱを刻んで入れることにしました。
これも父が土手沿いのお家にあるのを見つけて、その家の人に言っていただいてきたものです。
あらあらっと切ります
それをフライパンに入れて
さらに炒めたら、出来上がりです。
いい色になりました。
フキの香りもちゃんと残っています。
次は葉っぱ。
これは大量なので大変でした。
二度に分けて塩少々入れて煮ました。
それを微塵切りにして…
これも父がやりました。
横にいて、私がやるよ…
という気持ちをグッと堪えて見守りました。
そして、固く絞ってフライパンへ
少し乾煎りして、残った水分を飛ばしてから、やはり醤油、味醂、酒、麺つゆ、味の素をボールに混ぜてから、回しかけて炒めます。
量は…
お好みの濃さで、しっとりするくらい。
最後に胡麻を入れて、もう一度よく混ぜて、出来上がりです!
これはふりかけにして食べたり、おにぎりに混ぜ込んで食べます。
毎年大量にできるので、少しづつ冷凍にしておいて、秋くらいまで食べます。
フキの茎は、太めのは、私が煮物用に分けてとってありますが、それについては後日また。
今日は父のクッキングでした。
皆さんの周りにも、フキがあったらぜひ収穫して食べてみてください。
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