リストラされたの?
テレビで、紅葉🍁は木のリストラだって言ってた。
春に新緑社員を採用して、
さんざん光合成をさせて働かせて、
機能が弱まって、
もしろ気に負担になったりすると、
たちの栄養を遮断してしまう。
こうしてリストラされた葉っぱたちは、葉緑素を失い、赤や黄色や茶色になって、散っていくって。
でも私はリストラじゃないと思います。
立派な仕事を最後までやり遂げた
定年退職だと思います。
赤や黄色で美しく染まり、
みんなに綺麗だね
って祝福されて、
散った後でさえ、美しいと称賛されて、
華々しく去っていく葉っぱは幸せです。
多くの落葉樹の葉っぱは、美しく染まることができず、
大きなシミができたり、
茶色くカサカサに枯れ果てて散っていく。
だけど、その葉っぱは、地面に落ちて
土の中にいる生き物の寝床になったり、食べ物になったり、栄養になったりして、再雇用されて働く。
そして最後には静かに土に帰る。
だから、リストラなんて言わないで‼️
今年も、色づいた葉っぱを、次の段階へ進む花道として、その美しさを讃え、送り出したいと思います。
ちなみに、常緑樹、
一年中緑の葉っぱをつけているけど、
常緑樹も、古い葉っぱは落として、どんどん次の葉っぱを採用してるだけ。
彼らは、まだ現役のうちからどんどん次の選手に押されて、人知れず退職していく。
ある意味こっちの方が辛そう。
どんどん若い社員が入ってきて
新しい技術がどんどん進んで
だんだん隅に追いやられ
ハラハラハラ…
亀の甲より年の功
なんて言葉も、職場じゃ通用しなくて、
IT技術の進歩についていけないと、取り残される。
だけど、やっぱり経験が多ければ、人間関係のあれこれや、クレーム対応など、臨機応変に対応できる場合だってあると思うんだけどな。
(年取っても威張ってばかりで、できない人もいるけれど)
そして人間は、リストラされたり、退社を促される状況も…
ハラハラと散っていく落ち葉を見ながら、
我が身を思い
お疲れ様
声をかけたくなる私です。