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敬語の使い方でふと思った

正しい敬語を使いましょう。

職場でそんな話があった。

コールセンターで働いている時に、結構厳しく言われてきたけれど、まだ咄嗟の時とか、困った時に、つい
えー
とか
あの…
とか、使ったらいけないと言われている言葉が出てしまう。

ところで今朝、言われた中で、

旦那様→ご主人様
奥さん→奥様
と言いましょう
というのを聞いていて、ふと
男性がご主人様=主
女性が奥様=奥にいる人
ってこと?
と改めて考えてしまいました。

普段言葉の意味を考えずに使っているけれど、
ふと、なんだかなあ…
と思ってしまった。

通常妻が夫の話をする時
うちの旦那
うちの主人
うちの亭主
うちの人
うちのダーリン(通常ではない)

それに対して、夫が妻の話をする時
うちのおくさん
うちの妻
うちの家内
うちんの
うちのハニー(通常ではない、多分)

うちのダーリン とか
うちのハニー
ってのもいいけど、(いいのか?)
なかなかいえない。

妻ってのはいいですよね。
確か、古文では愛しい人、じゃなかったかしら…?

奥さんとか、家内とか、
家の奥・内に閉じ込めらた印象。

でも昔の奥さんは、それになんの疑問もなく、家の中は自分がしっかり守るんだって、誇りを持ってやっている人が多かったんだと思う。
いやいや とか
やらされてるとか
思ってなかったんじゃないかなあ…
もちろん辛さはあったと思うけど、それは外で働くのも同じ。

しかし現在は違う。
家事は、さまざまな道具が発達して格段に楽になった。
そして家事・育児は夫婦で一緒にやっていく。
そういう時代。

子供が産まれたからって、早く帰るのはみっともない。

当時、元夫に言われて、愕然とした記憶が蘇ります。

男は外で働くんだから、家事や育児など、男に手間をかけてはいけないよ。

働き出してからも、
好きで働くんだから、夫に負担をかけたり、子供に寂しい思いをさせてはいけないよ。

当時元姑から言われて、必死に守ろうとした記憶も蘇ります。

今そんなこと言う人はいないと思いますが、常々思うのは、
どんな状況であれ、感謝の気持ちがあれば、自然と身体が動くと思うし、大きな不満にはならないと思う。

横にいてくれる
話を聞いたり聞いてあげたりできる
働ける感謝
給料がいただける感謝
育休を取っても、食べていける感謝
育児をやることへの感謝(夫婦共々)
家事をやることへの感謝(夫婦共々)
存在してくれることへの感謝

それは夫婦ではなく親子間でもきっとそうですね。

理想論かもしれません。
私もそんな家庭が気付きたかったけど、できなかった。

共働きが増え、
男女の立場が同等になりつつある今、
夫と妻の呼び方に、ふと疑問を感じて思ったことでした。

いつか、主人、奥様、家内という言葉の由来は何?
そんな時代が来るのかもしれませんね。

ちなみに、敬語で、その人の娘の話をする時は、
娘さんではなくお嬢様と言わなければならないらしい。
もし90歳近いうちの父くらいの人に50歳過きの娘がいたとして、その娘を「お嬢様」というのだろうか?
もはやお嬢様って誰のこと?って感じになりかねない。
そこは娘様で良くない?

そんなことを考えた朝でした。

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