ふわふわおっぱいを目指して
私、OLのミキ!こちらはコチコチに凝り固まったおっぱい!
...そんなふざけた挨拶を繰り広げている場合ではない。とんだ一大事だ。
生まれて初めて、おっぱいが凝り固まっていると感じた。この感覚をなんと表現したら良いのか。多少の痛重だるさがある感じ。触られたら嫌だなって感じ(安心して、誰も急には触らない)。ずーんと沈む感じがある。本当に不思議な感覚。肩や背中が凝ることはあっても、胸が凝ることなんてあるのだろうか。そう思いつつ、凝るという表現が一番適切な感じ。
そして久しぶりに、まじまじと自分のおっぱいを見た(お食事中の方申し訳ございません)。うん、うん、うん...。
なんか、覇気がないな!?ガッカリしてメソメソしてどうしたんだい!?!?
恐らく夏バテで痩せてしまって胸のサイズが落ちたということはあるとは思う。にしても、なんかこう、なんと言えばいいのだろう。大きさ云々は棚の上にあげておいて、切なさを感じるおっぱいがそこにはあった。胸が切ないとは聞いたことがあるが、おっぱいが切ないとは中々聞かない。
そんなわけで、一通りおっぱいへの切なさとこれまで見過ごしてきた申し訳なさを感じた私は、とりあえず行動を始めた。そう、ふわふわおっぱいを目指して。ふわふわおっぱいに、俺はなる!(左手を上に高く突き上げる)
とはいえ、これまでおっぱいへの関心をあまり持たず生きてきたしがない人間なので、何をしたら良いか全然わからん。だからとりあえず、グーグル先生に教えを乞うたら出てきた「おっぱいマッサージ」とやらをしてみる。
おお...オオ......オッフ........
痛い。すごく痛くはないけれど、痛気持ちいい。程よくいい感じだ。いい感じなあまり語彙力が低下してしまった。
でも長時間はできない。なんか怖い。初めて与えるタイプの刺激に、おっぱいが悲鳴をあげたら申し訳なさすぎる。おっぱいに足を向けて寝られなくなる。そもそもおっぱいに足を向けて寝る奴はある意味ですごい。
そんなこんなで、今日からおっぱいのケアというものを日常に取り入れていこうと思う。なんせ、日々私の真ん中でがんばってくれるスタメンですから。
ありがとうね、今はコチコチのおっぱい。きっとふわふわにしてあげるからね!
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