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私は年内、ひとりきりでキャンプする

決めた。私は年内、ひとりきりでキャンプする。

ご時世柄大きな声では言えないが、この連休は恋人と自然の中にテントを張り、寝泊りをした。それがまあ、とても良かった。

この連休にしたものを「キャンプ」と呼ばないのは、やったことがテントでの寝泊りそれだけだからだ。一応、キャンプという言葉の意味するものは野営とのことなので、テントで寝泊りをしたことイコールキャンプだといえる。ただ、私達のテントの周りで「キャンプ」をする大人たちがやっていることがとてつもなく楽しそうで、私もその「キャンプ」をいつか絶対やってみたいと思ったのだ。

具体的には、朝ごはんにウインナーと目玉焼きを食べること。1人用のコンロで作るそれは、自宅アパートのコンロで作るそれとはもはや別枠な気がしている。ちなみに今回の連休中は、最寄り(と言っても車で50分程)のマクドナルドでテイクアウトをした。自然の中で食べるマクドのポテトはめちゃうまだったが、折角ならその場で自分の手で食事を作るということもやってみたい。

他には、夜テントの中で読書をすること。オレンジ色のライトをつけて、静かな自然の中でする読書は、語彙力がアレだがすんごい良さそうだと思った。キャンプへの行き道で買った本や、その日までに買ったものの読めていなかった本を詰め込んで、キャンプに繰り出したい。ちなみに「ひとりきり」のキャンプを望むのは、その方が読書しやすいからだ。大自然を目前に本を読むなんてシンプルに賢そうで、私のなけなしの偏差値が1あがるのではと目論んでいる。

更に欲を言うと、いつか自分の愛犬を連れてキャンプをしてみたい。1人と1匹のキャンプだ。大自然の中にいると、もはや2匹のキャンプになってしまうかもしれないが、これもまたキャンプの醍醐味だろう。知らんけど。まだ飼ってもいない愛犬を連れてキャンプをする様子を想像すると、犬すごい喜ぶだろうなあとか、犬の成長を感じられて嬉しくなったりするのだろうなあということが頭に浮かぶ。念のため再度記すが、まだ犬は飼っていない。

「年内に」キャンプをすると決めきる必要はないのかもしれない。だが、放っておくと私は、やりたいことをやるのを先送りにしてしまう癖があるようなので、ここで目安の時期を設けておく。何事も初めてのことは緊張するが、愛犬を連れてキャンプするときが初の1人キャンプになるよりはマシだ。作業に手こずる私の様子から、犬を不安にさせるのは本望ではない。

キャンプ、はやくやってみたいな。先の楽しみが増えることは、本当に嬉しいことだと思う。

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