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お母さん

年末年始、久しぶりに実家でお母さんとべったり過ごしたら、胃腸が悲鳴を上げていて、何日経っても全然戻らない。美味しいものをたくさん食べて栄養いっぱいなのに、自分の家に戻ってきて用事を済ませてからずっと、軽い放心状態で過ごしている。『ゆっくり』回復していこう。

お母さんが大好き。アセンションを望む私が最後まで統合できないで苦しむ感情は、きっと彼女にまつわることだろう。全く話も噛み合わないし、分かり合えないし、ちょっと強がってしまうし、照れ臭くて言えないことが山のようにあるけど、こんなに私のことを無条件に変わらず信じて愛してくれる人は、後にも先にも、この世界に現れないだろう。そして、私がこんなに愛せる大事な人も。まだしばらく続くはずの人生の途上で、そんな風に決めつけたくはないけれど。

ある人に、彼女との中国での前世を教えてもらった時には、そこから数日間泣き通したくらい、私の中の魂が歓びに叫んだ。大好きな彼女と今世で本当の母娘として生まれることのできた幸せを。そして、台所に立つ彼女の丸い小さな背中を見る度に感じる泣きたいような既視感の理由を知った。きっと、もっともっと古い沢山の愛に溢れた一緒だった過去生があるね。

家族にも色々あるだろう。その学びもテーマも、みんな違うものを持って、ここに生まれているんだろう。だけど、愛する家族を失う気持ちは、例えこの世界がイリュージョンだと認識している私にとってさえ、心を引き裂かれるように辛いことだ。どうかどうか大切な人を失ったすべての人の心が、慰められますように。家族の集まるお正月に起きた無慈悲な地震に想いを馳せながら祈っています。