インドア/アウトドア
マッチングアプリで半年ぶりに人と会ってきた。2ヶ月前からはじめて、最初は全然マッチしなかったのが徐々にマッチングするひとも増えて、やっとこさひとり。
1ヶ月ほど前に電話をした広告代理店勤務のひとがいたのだけど、あまり会話のテンションが乗らずそれっきり。
またダメかなと思っていたら、年上の保育士の方と会話が続いた。駅伝を観るひとで、共通の好きな話題があったのがよかった。1週間ほど続き、お茶でもしませんか?と声をかけた。
声をかけたものの、半年前のようにつれないひとばかりだったらどうしようと不安が過る。半年前は、恋愛あまり興味がないんですというひととどういうわけか連続して会うことになり、まったく会話が弾まない時間が過ぎていきすこしトラウマになっていた。
今回は、お茶なので短時間で気持ちが弾まなければ帰ってくればいいかと開き直ってむかった。
会ってみると、いい人ではあったが、なんかピンとこない。
2軒ほどカフェを巡って、身の上を話したり、駅伝の話題を話したが、ハマる感覚がない。
とあるPodcastで"ピンとこない"が結局は顔がタイプかどうかと話していたが、そういうことなのだと思う。(一般的なこととしてルッキズムはジャッジに入れないようにしているが、恋愛の好みとしては)相手の顔が自分にとってのタイプではなかった。
また、映画や小説の背景を考えながら観ているという話にも、「すごいですね〜」という感じでラリーが始まらず、これはいい悪いではないが、返してくれるひとがいいのだなと気づいた。
また、今まで自分はインドアだと思ってきたが、アウトドアらしい。
たしかに登山やキャンプといったザ・アウトドアなアクティビティこそしないが、ランニングをしたり、美術館の気になる展示や旅行に足を運んでいるというのは広義のアウトドア派のようだ。
たしかに土日ずっと家にいたらいたで苦しくなる。
その気づきが今日は大きくて、自分は映画を観るにしても、旅行先で見るものにしても互いの感想を語り合うなどを恋愛に求めていることなので、一緒に行動できる志向のひとでないとニーズを満たせないのかと当然なことにやっと気づいた。
インドアだと自認していたのに、インドアから見るとインドアじゃない。これはなかなか奥が深い学びだった。
結局、2時間半ほど話して、帰ってきた。
きっとこれ以上はないなあと思って帰路についた。
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