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中間報告会③

今年の学生マーケティング研究会のテーマは、「現代消費をとらえ、若者視点での新たなマーケティング企画を作成する」です。
中間報告会とは
9月のオリエンテーションで企業様から出されたテーマに対し、各チームが考えてきた仮説や提案の方向性を企業様に報告し、今後の進め方をより明確にするための時間として開催されました。

11月11日開催ゼビオ様報告会レポート
ゼビオ株式会社からは、グループ人事部の皆様が本研究会にご参加いただいています!
ゼビオ様は、スポーツ用品・用具の販売を中心とした事業を展開されている企業です。北海道から沖縄まで全国に174店(2021年1月調べ)の店舗と、オンラインショッピングも運営されていらっしゃいます。

そんな、ゼビオ株式会社様からのマーケティングテーマは、こちらです。
「大学生におけるスポーツの価値とは?その価値を実店舗とどのように繋げるか考える」

「価値」
「価値」がある、「価値」を創造する、など我々中の人もよく仕事をしているシーンで使う言葉です。
「価値」ってなんなのでしょうか。
学生のみなさんが、「価値」という言葉をどの様に定義して、最終発表を考えているのが大変気になる中の人です。ちなみに、「価値」を辞書で調べると「その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。」とあります。

まずは、いつものように報告会の様子を写真で掲載させて頂きます。
中間報告に参加してくださった、大学・ゼミのみなさん・ゼビオ株式会社の皆様・事務局メンバーです。お忙しいみなさんのお時間を調整して無事開催にいたりました。ありがとうございます。

・近畿大学「大内ゼミ」

スライド1

・日本大学「岸本ゼミ」

スライド2

・流通科学大学「羽藤ゼミ」

スライド5

「みえざる競合」を考える
「価値」を考えるという難しいお題に対して、中間報告の中でゼビオの矢野様がお話されていた言葉がひとつ次に進む一歩になるような気がしています。
それは、「見えざる競合を考えて欲しいです」という言葉でした。スポーツ用品を販売するの競合は、スポーツ用品を販売する企業・お店だけでは無いという言葉、、、とても印象に残りました。
「皆さんの時代と、我々が大学生の時とでは、置かれている環境が大きく違うのです。皆さんは、お小遣いが7万円あったら、何に使うの?まずは、携帯電話代でしょう?オンラインゲーム?我々が大学生の時はどちらも無かったものです。同じように、時間の使い方も違うと思っています。なので、実は皆さんの当たり前のなかにスポーツの<見えざる競合>があると思っていて、それを可視化することで「スポーツの価値」を改めて定義できるのではないかと期待しています」

みなさんの中間報告会に陪席している中の人ですが、毎回大変勉強になります。
価値は、変化していくものなのです。だからこそ、都度、考える必要があるのですね。
そして、毎回企業のご担当様が学生のみなさんにいかに期待をしているか、、、ヒシヒシと感じます。
みんなの日常のリアルの中にこそ、マーケティングの本質があるのです。

※説明※
学生マーケティング研修会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。

※は、中のひとの声です
経歴等は、取材当時のものです

<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会 
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp