中間報告会②
今年の学生マーケティング研究会のテーマは、「現代消費をとらえ、若者視点での新たなマーケティング企画を作成する」です。
中間報告会とは
9月のオリエンテーションで企業様から出されたテーマに対し、各チームが考えてきた仮説や提案の方向性を企業様に報告し、今後の進め方をより明確にするための時間として開催されました。
11月5日開催オール日本スーパーマーケット協会様報告会レポート
今回、唯一参加していただいている協会団体であるオール日本スーパーマーケット協会様(以下「AJS」)。
AJS様のもと、スーパーマーケット企業55社(賛助会員386社)が集い、「知恵の共同仕入れ」を基本理念として本格的なスーパーマーケット作りの教育・情報交換や利益をアシストする商品・用度品の開発をしていらっしゃいます。
今回、AJS様からのマーケティングテーマは、こちらです。
「若者にとっての食事とは何なのか?コンビニでもなく、ドラッグストアでもなく、ECでもなく、通いたくなる食品スーパーを考える」
こちらのテーマを伺った時に、中の人は「深いテーマだな、、」と感じました。
特に「若者にとっての食事とは何なのか?」の問いかけは、ただ単にスーパーマーケットについて考えるのではなく、「食事」という人間が生きていく上での三大欲求を満たす目的の達成とともに、「食事」に求める欲求以外のものの「いま」を整理した上で、通いたくなるスーパーマーケット考えないといけないのではないか。と、解釈しました。
「いま」と記載しましたが、これは、前回時のメッセージでもあった「インサイト」なのかもしれませんね。
今回も、報告会の様子を写真で掲載させて頂きます。
中間報告に参加してくださった、大学・ゼミのみなさん・AJSの戸田様・そしてデータアナリストサポーター・事務局メンバーです。
・近畿大学 経営学部「大内ゼミ」
・東京工業大学「鍾ゼミ」
・日本大学 商学部「岸本ゼミ」
「なぜなぜ思考」のすすめ
各ゼミとも、かなり具体的な提案まで落とし込んでいる印象を受けたのがAJSさんの中間報告会。また、戸田さんからは「みなさん、本当によくロジックを整理されている」とお褒めのお言葉を報告会の中でも何度も伺いました。
学生の皆さんからはより提案内容を厚く、実現可能性を高める為に、AJSの戸田さんとの質疑・やり取りが印象的な会でしたね。
今回も、すべては書ききれないので、中の人が印象に残った部分を記したいと思います。
戸田さんからは、「なぜ」の大切さを説いていただいたと思います。
具体的に、
スーパーマーケットで広告の主流となっている新聞の折り込み広告。
通称チラシについて「なぜ、チラシを自分たち(大学生に皆さん)は見ないのか?」
「なぜ、この提案なのか?」
「この企画・施策だと、なぜよいのか?」
みなさんが、提案してくださる企画・施策により根拠を求めていらしたように思います。
よく、なぜなぜ思考(なぜを5回繰り返すと本質が見える)なんていいますが、ぜひ、最終発表では「なぜ?」「どうして?」の質問に答えられる様に根拠を用意しておきたいですね!
※説明※
学生マーケティング研修会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。
※は、中のひとの声です
経歴等は、取材当時のものです
<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp