サポーター紹介④
学生マーケティング研修会とは
CCCマーケティング総合研究所(以下、CCCマーケティング総研)は、産学協働の創出を目指して2020年9月26日(土)より「学生マーケティング研究会」を開始いたしました。
学生の皆さまにとっては
「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」
企業の皆さまにとっては
「若者の視点や声を知る場」
として、学生マーケティング研究会をより多くの「学生」と「企業」の皆さまをつなぐプラットフォームとして発展させていきたいと考えています。
noteの更新にも慣れてきた中の人です。
今回は、素敵な写真もふんだんに掲載しつつ、新たなサポーター2名をご紹介させて頂きます。
記事を更新しながら、本当にCCCマーケティングはバラエティに富んだ人材が多いな、という印象を持っています。
同じような考え、同じような思考だと居心地はよいのかもしれませんが、刺激には乏しくなりますよね。異なる意見や異なる価値観を発信し、相手を認め、そして議論できる。だからこそ、人の成長・そして企業の成長がそこにあるのである、、、と感じています。
「"熱"量は質を凌駕する」
攻めのデータアナリストの僕が思っている事
攻めのデータアナリストってなに?と思われた方、多いのではないでしょうか。インタビューの冒頭、川野さんが「僕、攻めのデータアナリストってよばれているのです。」と驚きの発言が!
まずは、攻めのデータアナリストの由縁を紐解いていきましょう。
現在、川野さんは、なんと4部門(!)を兼務して仕事をしているそうです。そして、自身の仕事の仕方にもこだわりがあります。
川野さん「自分は、様々な業界や企業様の、性質の異なる課題に対し、自発的に企画や分析の提案をして切り込んでいくスタイルのデータアナリストです。特に色々なマーケッターの人と議論して関わる事に面白味を感じます。でも、そんな中で最近感じる事は、自身の引き出しの数によって提案する内容が狭まっていると認識する事があり、改めて学ぶ事の大切さや、組織や周りの人に相談したり頼ったりすることの重要性を感じています。」
写真からも伝わるでしょうか。川野さんのアグレッシブな波動。
現在4部門を兼務して忙しい日常に、更にこの学生マーケティング研究会に立候補してくださった理由も伺いました。
川野さん「自分の学生時代、ビジネスコンテスト(ビジコン)に参加するのが好きで30近いビジコン
に、参加していました。ビジコン経験は豊富なので自分の経験が、何か貢献できればと思って財津さんからのメールにすぐ返信しました。(笑)
また、普段はまったく接点がない学生のみなさんと接点が持てる事にも興味を持ちました。
自分がビジコンをやっていた当時とはことなる環境で、大学生のみなさんが考える「いま」の提案の場を見てみたいし、自分自身がどのくらいみなさんの支援ができるのかというチャレンジもしてみたくて。」
アグレッシブは、どうやら学生時代からの様ですね。
実は、川野さんがサポーター立候補第一号!でした。
そして、ご自身のビジコン経験も豊富で、「ビジコンの生みの苦しみも分かっています」と本当に頼もしいサポーターです。
既に、ゼミにも参加をされたという川野さんから、感想やどんなお話を学生のみなさんとしたのか伺いました。
川野さん「初回は、自己紹介や質疑が中心でした。質疑の内容も、分析やデータのこともありましたがキャリアについての質問も多くありましたね。文系でもデータアナリストになれるのか?
異業種からの転職でデータアナリストになるのは一般的なのか?どんなキャリアの人がいるのか?など、質問をいただいたので、お答えしました。」
学生のみなさんは、未来に向けて「キャリア」を考える事も多いと思います。ぜひ、遠慮なくキャリアについての質問もサポーターにしてくださいね。
さらに川野さんは、学生のみなさんからの課題についての質問が、的確すぎて驚いたとお話もしています。
川野さん「アンケートは、適当に答える人がいますよね?その場合は、どうしたらよいのか?や、仮説を作ったけれど、仮説を検証できなかった時に、どうしているのか?など、本当に、実業務でのあるあるの質問をうけましたよ。自分も仮説が検証できなかった時の苦しみもわかっていますし、逆に仮説があっていなくても別の視点で物事を柔軟にみたら異なる事がわかった事例をお話したりしました。」
こぶしを握りながら熱く語る川野さんですが、ここからより熱いメッセージを学生のみなさんへお届けします。
川野さん「この、学生マーケティング研究会を通じて、みんなに感じて欲しいことは、マーケティング課題について数字をもって考える事が武器になるということです。そして、皆さんが社会人になって振返った時に「学生時代にこれ -学生マーケティング研究会- に参加したからこの業界に来た」という、ターニングポイントになって欲しいと思っています。
なので、いまは自分が持っているリソースを使って頑張ると思うのですが、その時に質のよいものを考える事は大切だけれど、ガンガン量をこなして欲しいです。"熱"量は質を凌駕すると思っているので、情熱みたいなものが、最終よい企画につながるように自分もサポートしていきたいと思います。」
※頼れる兄貴です。兄貴に負けない"熱"量で、学生のみなさんもチャレンジしてくださいね!
縁の下の力持ち
企業の皆さんにも喜んでもらいたい!
永島さんは、入社2年目。
昨年、CCCマーケティングに仲間入りしてくれました。現在の業務は、ファッションやスポーツ分野のデータ分析と支援を中心にworkをしてくれています。
そんな永島さんの仕事に対する面白さは、どんなところにあるのでしょうか。
永島さん「2年目ということで、まだまだ経験を積んでいる途中という事もありますが、データの組み合わせによって、新しく見えてくることがある面白さを実感しています。
今回、学生のみなさんにはご案内できませんが、CCCマーケティングならではのユニークデータ (※1)も多数ありますので、それらを組み合わせることによって、見えなかったものが見えてくることがあるのです。」
ぜひ、興味ある方は、担当サポーターにどんなデータがあるのか?も、質問してみてくださいね。
さてさて、次は業務における永島さんの難所もうかがってみました。
永島さん「私が担当している企業は、ファッションとスポーツです。今年は特に、コロナ禍ということで大きく左右されました。企業さんには、景気や、社会情勢などを踏まえた分析や提案をしないといけないところが、課題でもあり、難しいポイントの1つでもあります。」
確かにそうですね。春先のロックダウン時は、みなさん自宅にいたり、お店はお休みをしたりしていました。また、消費税の増税など国の施策によっても、店の売上等が左右することは、みなさんもニューズでご存知のことと思います。
永島さんが今回、学生マーケティング研究会への立候補した理由は、なんと上司からの推薦もあったからとの事です!
永島さん「実は、上司からはいい経験になるから参加してみない?と勧められました。自分自身も学生のみなさんの意見を聴く機会は少ないですし、現在の業務の幅をより広げていくための一歩として参加しました。」
なんだか、素敵な関係ですね。川野さんのコメントにもありましたが、学生マーケティング研究会に参加することで、「自分の引き出しを増やしてみたらどう?」と上司の方は永島さんに提案してくだり、永島さんもそれに答えたということですね!
最後に、永島さんにオリエンテーションに参加して、感じたことを伺っています。
永島さん「オリエンテーションで、みなさんかの質疑を聴いて、学生のみなさんも本気ですが、企業の皆さんの本気の姿勢や学生に対する期待がひしひしと感じられ印象的でした。
今回の課題内容は、学生がやるには少しレベルが高いと感じているところもありますが、期待されている事や、チャレンジできる環境も含めてきっとよい経験になると思います。
自分も楽しみたいと思いますが、学生さんも経験を力にしていただけると嬉しいです。」
インタビュアーの質問に、ひとつひとつ考えながら丁寧に答えてくださる永島さん。
学生のみなさんとは、直接今回は関わることは多くはないと思いますが、実はみなさんが活用しているデータの抽出をやってくださっているのが永島さんです。
この研究会の縁の下の力持ち、とでも言いましょうか。
丁寧かつ迅速な対応には、事務局もサポーター一同も感謝しています。
ありがとう!
(※1)ユニークデータとは、7000万以上のシングルID、年間50億件以上の購買トランザクション、20万店舗のネットワークで扱われる60億種類の商品データ、300項目からなる顧客DNAのペルソナデータ、オフライン・オンライン上の移動・行動データやメディア接触データ、またCCCMKグループオリジナルのエンハンスデータなどを指します。
インタビュアー:財津
写真撮影:外薗
※は、中のひとの声です
経歴等は、取材当時のものです
<お問合せ先>
CCCマーケティング総合研究所
学生マーケティング研究会
担当:財津/大山
cccmk-souken@ccc.co.jp