学歴マウント|ハイキャリア兼高学歴の”裸の王様”に伝えたいこと|全ての問題を一気に解決する魔法はない

誰しも魔法のような力はないんですよね。

EC、ただでさえ難しいのに。

フリーランスでホームページ作成を受ける際や、依頼ならなんでもそうなんだけど問題点をよく見た方がいいって話。

スタッフの教育やマニュアルの不備ができていない中に、新しい仕組みを入れて「改善しよう」とか無理です。

外の人間を呼んで、業務改善する前に、足元見たほうがいいんですよ。

当たり前だけどこれがわからない人が多い。

以前からいるスタッフさんも、急な新システム導入なんて、ありがた迷惑。
現場が混乱するだけ。

こちら業務改善支援側も、クライアントの担当者があわあわするだけで何も進まない、できない。

反対を押し切る経営判断

新システム導入を例にしてみましょうか。

現場が慣れたシステムがある時は、必ず前のシステムが良かった論が出るもので。
経営判断でコスト面で考えれば、一気に切り替えますでいいけども、それに先立つものがあるのです。

それがスタッフへの教育であったり、手順を見直したり。

身の回りの整理をしてみるってことです。

新システムへ切り替えを行う時に、スタッフが「なんでもだいじょうぶよん」という状態になっていれば、どんなシステムがきてもだいじょうぶ。

鉄道関係のシステム導入で反対意見が噴出みたいな話があったかと思うんですが、あの時に「現場の教育足りないんじゃないか」と思ったんですよね。

あー、現場のスキルは足りてますよ。

足りてないのはマインド。

新システム導入に前向きになれる材料をしっかり教育してないと、あんなことが起こっちゃう。

できるはずだろ!

はい、これにつきます。
経営層がこう思い込んでいる案件は受注に要注意。

高学歴とかハイキャリアとか自分で言う人にも多い。

もちろん依頼は断っている。

話すとすぐこのタイプだとわかるから、安心して断れる。

高学歴だなんだでキャリア積んでると、勘違いした人が一定数生き残ります。

前職の大企業ではできてたろうね。
大きな声で叫べば、周りも優秀だから汲み取って仕事してくれてたのよ。

あんた、独立したらそうはいかないのよ。

シリコンバレーの有名企業出身者と何人か仕事したことがあるけれど、MTGを切り取ると、

「そんなん一週間でやるなら、お宅の担当者は超優秀というか、一日が48時間で生きてないと無理」

「あんたんとこの担当者、言うてることが、あなたと全然違うんだけど?」

こんな感じ。

声がデカイだけで何かできると思ったら大間違い。

それができてたのは、大企業にいたからか、周りが相当優秀だったから。

でも、裸の王様はわからないのよ。

いつもお読みいただき、ありがとうございます。 書くだけでなく読みたいので、コメント欄で記事名入れてもらうと見に行きます。