ストレスを減らすいくつかの方法

うつ病の治療には自分にかかる負担を軽減することが必要です。
仕事や家庭生活を見直して負荷やストレスを軽減していきましょう。
1.仕事
一番わかりやすいのが仕事を休職することですね。仕事をしている人ならこれがイメージしやすいのではないでしょうか。
仕事そのものだけでなく、職場の人間関係などからも一時離脱できるので、負荷軽減にはとてもいいでしょう。
休職が難しくても、担当職務の変更や時短勤務なども選択できる職場なら、検討するといいでしょう。
2.家事

家事を代行してもらう方法もあります。食事の準備や部屋の片づけなど、家事は多種多様あり、結構負荷があり、うつ病の時にこなすのは結構大変です。家事代行をしてもらうと、家事をしなくてよいだけでなく、生活環境の向上も期待出来て、うつ病の療養にはお勧めです。
3.子育て
子育てはすさまじく気力体力を消耗します。これを軽減することで子供へつらく当たってしまうことも減り、親子関係にもいいでしょう。
幼児期に利用しやすいのは保育園や幼稚園ですね。定員いっぱいの場合でも一時保育などの利用ができる場合があります。
それ以外にも市町村の子育て支援センターのようなところで一時的に子供を見てくれるところもあります。
また、イオンや住宅展示場などで有料で子供を預かってくれる場所もあるので、積極的に利用してみましょう。
3.体感温度
機能性の高い下着などの衣服を買いましょう。暑い・寒いもストレスの一つになるので、可能な限り快適に過ごせるようにしていきましょう。また、簡単に脱ぎ着できる服装にして、こまめに調整をしていきましょう。(この季節、ヒートテックのような発熱下着はあまりお勧めしません。汗をかくと余計に発熱するので、冬季に暖かい部屋にいるとどんどん熱くなってくるので・・・綿100%の下着が一番いいと思います。)
4.体の痛み
あとは体のメンテナンスをすることです。虫歯や肩こり・腰痛など、うつ病以外の体の治療を積極的にしていきましょう。痛いところがあるとそれだけで気分は下がり気味になります。そして、うつ病が治るには自分の自然治癒力に頼ることになるのですが、その力をうつ病の治療に集中するためにも、うつ病以外は健康な体にしましょう。
体のメンテナンスの中で、内臓系のメンテナンスも意識するといいかもしれません。内臓はなかなか不調のサインを出してくれません。そのため、自分は意識しないところで調子を崩している可能性もあります。
内臓のメンテナンスとして簡単なのは、腸活をする(発酵食品やオリゴ糖食物繊維を食べる)、肝臓をいたわる(飲酒を控える体を動かす機会を増やす)、胃を大切にする(刺激物を減らす、空腹時の飲酒やドカ食いをやめてみる)などです。

さあストレスを減らそうとしてもできることとできないことがあると思います。そんな時は、小さくてもいいのでできることを積み重ねて自分への負荷を少しでも軽減していきっましょう。
自分の場合は家庭の事情で休職はできなかったので、子育ての負荷軽減のため、実家の親やイオンなどで子供を預かってもらったり、お稽古事をやってもらいました。また、洋服を機能性重視で選び、通勤時や就業中の体感温度を自分にとっての適温になるようにしました。仕事中もUSBのあったかひざ掛けや扇風機を使っていました。また、通勤はできるだけ自転車で行くようにして、人混みを避けていました。
などなど、細かくてもいいので、自分でできる範囲で自分の負担を軽減するようにしていました。
貴方にとって、少しでも快適な環境を整えて、うつ病を乗り切りましょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?