1日目


あの人達だって何にも知らない。偽物の主観、わたしの好きも、間違ってきたのかもしれない。
嘘くさい、鼻を啜る音、身体は浮いたまま、ずっと友達だと思っていた。

電波が悪い、死ぬんだ、死ぬんだこれから。

日常から抜け出せない、それでもわたしはあなたに会おうと、あなたの側で眠ろうとする、意味のない祈りの映画。
あんなにも生きていて欲しくなかった私以外と、私の、距離は変わらず、この不変の嫌悪感こそが私たちの愛だと、あなたの生を信じている、
目の前の爪を手入れする日常で、それでも途切れる事なく、祈ります、太陽の光の、その火傷が平等であること、濡れた地面を遠くに、今日が終わるように、信じること。おやすみ、おやすみ。

好きと言われた、そんな感じ。