M-1などに関して、ツイートしづらいことの吐露

はじめに

2022年1月、お笑い用のTwitterアカウントを作成した。
自分の好きなことを気にせず呟きたいと思って、勝手ながら色んな方をフォローさせていただき、フォロワーさんも100人以上になり、非常にありがたい限りだ。
これまで好き勝手呟いていたが、ここ最近何か思ったことを素直に呟けない自分がいる。
そのように思い始めたのはシンりょうが終わってからと、M-1が近づいてからだ。

鍵なしでガンガンTwitterをするまではわからなかったが、まず思うのは芸人さんや関係者さんのエゴサが凄いということだ。自分の呟きが本人をメンションしなくても、特にシンりょうに出てたぐらいの芸人さんたちには容易に見つかってしまう。
もちろんそうでない場合も多いのだが、容易に見つかってしまうということがわかった以上は迂闊なことは呟けない。そしてそれは対芸人さんや関係者さんなど当人達だけではなく、フォロワーさんを含めた私と同じようなお笑いファンに対しても同じだ。

ここ最近、同じことに対してポジティブに捉える人もいれば、ネガティブに、そしてあるいは攻撃的な言葉まで使う方もいるということが徐々にわかってきた。
(後述するが、例えばM-1のPVに感動する人もいれば、金属バットをなめるな!みたいな意見もある。M-1の審査員に関してもだ。)

「自分の意見は簡単に誰かに見つかるし、それが自分と違う意見を持っている誰かや当事者たちを不快にさせるかもしれない」
そういう気持ちが生まれ始めてから好き勝手なことを呟けないという気持ちになってきている。

ネガティブなことを呟いてポジティブな感想を持っている人や当事者たちを不快にさせたくない。そんな気持ちから芸人さんや関係者さんやファンが喜ぶ優等生ツイートをすることも増えた。でも自分に嘘をつきたくない。
そしてイタいことをツイートしたくない。

そんな気持ちを呟いたところ、非常にありがたいことにフォロワーさんの1人から、私の色んな感想を聞きたいとのお言葉をいただいたので、今まで書けていなかった様々なことをまとめて書いてみることにした。
※自分の自己満足の吐露のためにあえて書くため、言葉を選んでいない部分もあります。ご了承ください。

M-1 2022について

まずもって最近ツイートに非常に気を遣うのがM-1だ。M-1自体は子供の頃、2000年代からずっと好きで熱い気持ちも持っているが、色んな人がM-1を観て、各々が様々な感想を、熱を持って見ていることからツイート1つするのも非常に気を遣ってしまう。
一口にM-1といってもトピックが多いので、一つ一つ整理していきたい。

予選の結果について
例年予選の結果でお笑いファンの予想や希望と反する結果が出ることもあるが、今年は例年以上にお笑いファンのそれと反した結果になったことは間違いないだろう。
例えば二回戦、コマンダンテやトンツカタンらが落ちて追加合格になった。昨年はダイヤモンドや令和ロマンが同様のこととなったが、これも私個人としては、「そもそも追加ってなんだよ精度低いな」とか「ぬるいネタやってるとこんな有名な芸人でも二回戦で落とせるんだぞってM-1運営が威厳を見せたかったのかな」とさえ思ったが、そんなことはツイートしたくなかった。

そして準々決勝。ラストイヤー組が落とされたことに対して非常に荒れた。
私自身も「なんで落とした?協賛のGYAOの再生回数が回るようにわざとそうしたのか?」とか、「ウケ量じゃなくて新しくてオリジナリティあるネタが評価されたのかな」とか、色々思ったが極力波風立たないツイートをした。

決勝発表に関しては箇条書きでこんな感想を持った。
「敗者復活にオズワルドを回して和牛で味わった旨味を味わいたかったのか」
「令和ロマン落ちたの意味わからんすぎる」
「キュウとダイヤモンドが同時に行くとは思わなかった」
「静か目な漫才が会場に爆発を起こして優勝するとは思えない」
「ウエストランドのネタは審査員に対して優勝させてよいのかといらない危惧をされて優勝できないんじゃないか」
「巨人師匠とえみちゃんがそのままだったら、正統派漫才が好きそうな二人はさや香にめっちゃ良い点数つきそうだな→だからこそ今年は正統派漫才が少ないのかな」
いずれも到底ツイートできないただの私の戯言である。。

審査員について
新たな審査員は博多大吉さんと山田邦子さんとなった。
山田邦子さんに漫才のイメージなんてないし、NON STYLEの石田さんとか、笑い飯西田さんとかの現役漫才師で審査員を固めてほしいなと思う気持ちもあるが、その場合に

・審査員の演者に求めるレベル、それに合わせたコメントのレベルが高すぎて、大会が狭く深く先細りするのではないか?
・専門的で的を得たコメントが私を含む素人たちに変な知恵をつけたりしないか?

という懸念がある。そうした観点から、視聴者に近い目線のできる山田邦子さんは必要な存在なのかなと思っている。
(上記感想がイタすぎるなって思ってツイートしなかった。)

あと、山田邦子さんに対して当たりが強すぎるツイートが散見され少し心が痛いのが本音だ。「若手は誰も山田邦子さんに審査されたいと思ってない」とか「当日一番売れようとするのは山田邦子だ、余計なことしないでほしい」とか、その気持ちは十分すぎるぐらいわかるんだけど、辛辣が過ぎるだろって。Twitterでは彼らの気持ちが少しでも労えたらと思っていいねはしているが。。

PVについて
まずPVの存在自体に賛否があると思う。イタい、美化するなとか。
もちろんイタいし過剰にパッケージングされてるのは重々わかってるのだが、結局私自身はそれを欲してるんだな、M-1の掌で踊っていたいんだなってことが今年のPVを観てよくわかった。特に物凄く肩入れしている芸人もいないけど泣きそうになった。
昨年の昇る太陽が好きすぎて、何度も見返してカラオケで歌ったりもしてたけど、今年のウルフルズもとにかく最高だったし、今書きながらも何か泣きそうだ。

PVにおけるラストイヤー組の扱いについて、お前らが俺たちの金属バットを落としておいて、悲劇のヒロインみたいにして感動の養分にするなって気持ちも十分わかる。
わかるんだけどPV作ってる人と審査する人は別なんだし、もう仕方ないじゃんか、。
そう思ってる人もいる中で真っ直ぐ感動したって書きづらいよ、だからこんなクソみたいなnote書いちゃってるよ。
とにかく俺は金属バットの漫才を観にこれからもまた劇場に行くつもりだよ。

その他ツイートを控えてたネガティブなこと

New NewYorkについて
地上波全国放送の貴重なニューヨークの冠番組で昨年4月に始まり今年4月に時間帯が昇格した。毎度試行錯誤で様々な企画をバラバラと行っているが、残念ながらこの番組で心底爆笑したことはほとんどない。
時間帯昇格してからつまらないとか、結婚式リハーサルと水うまグルメばかりとか、ゲストもよくわからないTik toker呼ぶなとか、もっと深夜帯の頃みたいに攻めたことやってほしいって意見もたまに見る。
おおむね同意なのだが、私としては「いやいや、そもそも深夜帯の頃から別に全然だろ」と思う。攻めた企画をやろうという意識が先行して別に大して面白くなくなかったか?う〇こ探すとか、見たくないし。

ニューヨークの良さが活きるのはゲストとのトークでの質問力なので、そうしたものを活かせるあちこちオードリーみたいな番組になって欲しいとみんな思ってるのだと思う。
私もそう思う反面、それはYoutubeでやって、テレビでは色んな企画をやってニューヨークの良さを更に引き出させて、新規ファン獲得に努めて欲しいと思っている。
そして獲得した新規ファンがYoutubeを観て更に魅力に気づけばよいのではと思う。
やりたくない企画をやらされることがニューヨークにとってもネタや経験になるところもあるだろうし。

というか何より、そんな簡単に芸人が自分に合った番組をできると思うなよ?って気持ちもある。オードリーがあちこちオードリーできるまでに何年かかったと思ってるのか。東野さんだってあちこちオードリーで未だに自分に合う良い番組を作れるスタッフを探す旅をしていると言っていた。
もちろんこの番組が良い方向になるのを信じているが、私はこの番組に関してはこういうものとしてある種諦めているところが大きい。ニューヨークの良さは出なくても新規拡販になればそれで良い。

ピアスについて
これに関しては過去ツイートしてしまっているが、売れ切った後にヘラヘラとダンスされても20台後半の男の私としては困るし恥ずかしくて見てられないから全然好きではない。
でもタイムラインは基本絶賛なので、モヤモヤする。
まあ私向けのコンテンツではないのは百も承知だが。

24期に関して
田中と益村を含む24期の人やことに関して、個人的に色々なこともあったが、ここも本人らのエゴサが凄すぎるのでかなり気を遣う。
益村のトップオタみたいなポジションになってしまってからは怖くてりょう君のこととか書けないよ。怖くてフォローもできてない。

終わりに

「イタいツイートをしたくない」ということに関してはウエストランド井口さんや永野さんがイタいお笑いファンを揶揄していることが頭にこびりついているからだと思う。
これに縛られて勝手に生きづらくなっている。

これまでツイート出来なかった今回のようなことは基本的には全てお笑い好きの姉にLINEでぶつけてきている。ただ姉も子育てで忙しいし、今後もたまにnoteで吐露しようかな。

お読みいただきありがとうございました。

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