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デ・トマソ・アウトモビリ に乾杯。 ~ day 552 (2021.01.14)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを記事にしてます。
552日目。
これまでのログは → こちら

棲家の近くに、レアな外車を専門的に扱っている、” MYTHOS PRESTIGE ” というディーラーがあります。

こどもの頃からクルマ好き。スーパーカーブームのど真ん中世代にとっては、わくわくするようなクルマが見られるのがたのしみな場所。

もともとあった日本家屋をリノベーションしているので、古風な外観とレアなクルマとのギャップにも萌えます。

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この日、なにげに置いてあったのが、真っ赤な「 デ・トマソ・パンテーラ( De TOMASO Pantera )」 。

直線的に仕立てられた、しゅっとしたボディーラインがうつくしい。
もともと生産台数が少ないので、ほとんど見たことがなく、思わず見入ってしまいました。

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デ・トマソ・アウトモビリ は、イタリア・モデナ( フェラーリと一緒 )で設立された自動車メーカー。
その代表的なクルマが、1971年に発表されたこの パンテーラ 。シャーシはデ・トマソ、エンジンはフォードモーター製のV8を搭載という、伊米合作のユニークなスーパーカー。1990年代まで作り続けられていました。
こちらは多分、GTS というグレードだと思います。

帰ってぐぐってみたら、おねだんはおよそ 1,000〜1,500万円 だとか。

デ・トマソ は、創始者のアレッサンドロ・デ・トマソ氏が2003年に亡くなったことから、2004年に解散。
そのブランドは、香港の ITV に引き継がれて、新しい デ・トマソ・アウトモビリ として再出発。
そして、最初の創業から60周年にあたる 2019年に、” P72 ” という新車を発表しています。

72台のみの限定生産で、そのお値段は、およそ75万ユーロを想定しているというから、9,000万円弱…すでに完売だそうです。

名前を引き継いだだけではなく、かつてのデ・トマソ・アウトモビリ をオマージュした要素がしっかりと込められているとか。
そういう姿勢、好きです。引き継いだ ITV は、きっとクルマ好きの集まりに違いない。

さて、この日のビールはアサヒスーパードライ。
国産原料100%にこだわって造られた ” ジャパンスペシャル 香り芳醇 ” 。本来はギフト限定商品としてリリースされてますが、やまやで単品で販売されてました。

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国産原料100%のこだわりはそのままに、「ジャパンスペシャル」よりも高い濃度の麦汁で発酵させる「高濃度醸造」を採用することで、芳醇な香りを実現しました。アルコール度数6%の飲みごたえと贅沢な余韻をお楽しみいただけます。

ということで、レギュラーのスーパードライとは違う、どっしりとしたモルトの香りと風味。もはや、別物と言えるかと。それでも後口はさっぱりと。

もう一度、デ・トマソ に話を戻すと、” GQ ” でおもしろい記事を見つけました。創業者、アレッサンドロ・デ・トマソ を掘り下げた連載。

ビールを片手に、読んでみることにします。

ごちそうさま。


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