見出し画像

野生主義 (WILDISM) で乾杯 ~ day 678 (2021.05.20)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを文章にしてます。
678日目。これまでのログは → こちら

『 自分達が飲みたいビールを作る 』 は、京都醸造 の根幹にある考え方。その中で ” 解放 ” シリーズは、流行や既成概念などから解き放たれて、その考えに忠実に造られるビールとのこと。

今回いただく「 野生主義 (WILDISM)」は、野生酵母の ブレタノマイセス(通称ブレット)を使った、トロピカル IPA 。

画像1

にごりのあるブロンドカラー。トロピカルフルーツのような、甘みと酸味が調和した香り。ほどよい苦みと渋み、後に続く酸味。掘り下げていくとなかなか複雑ですが、その実はシンプルにおいしいビール。

通常の京都醸造のボトルと違い 500ml なので、呑みごたえも充分。

ブレタノマイセス は、ぶどう由来で時にワインをダメにしてしまう厄介な野生酵母。そしてビールに使われる時、“ ファンク(Funk) ”という一言で表現されるように、得も言われぬ個性的で魅力的な香りが特徴。

そこにフォーカスしつつ、隠されていたトロピカルなフレイバーを引き出したユニークなビール。さすがの京都醸造です。

ごちそうさま。





記事を読んでいただき、ありがとうございます。 ♡をいただけたり、感想を書いていただけますと励みになります。 そしてオススメのビールがありましたら、ぜひとも教えてください♪ よろしくお願いします。