日記🔖20200507

昨日の夜から久しぶりの労働で本当に本当に気が重かった。
連休中の出勤日に寝坊をかましてしまっていたので「絶対に起きなければならない！！！」という強迫観念が凄まじく、普段はめちゃくちゃなロングスリーパーで、休日は昼前に起きることなど奇跡！みたいな生態なのにも関わらず、今朝ハッと目覚めて時計を確認するとまだ5:23だった。嘘でしょ。まだ2時間半も寝れる。
2度寝を経て本来起きたかった時間に起床でき、なんと軽い朝食まで取れたので素晴らしい1日の始まりといえる出来栄えだった。このあと労働に向かわなければならないという一点を除いては。
久しぶりに働くと、人生とはこれでいいのか？これで合っているのか？という気持ちになってしまって厳しい。連休中、好きな時間に寝て好きな時間に起き、小説を読んだり絵を書いたりTwitterを眺めたり散歩に出かけたり、あるいは料理をしたり漫画を読んだり花の世話をしたりベランダピクニックをしたりして過ごしていると、完全にこれが人生でしょという心境になっていて、久しぶりの労働に対するモチベーションが限りなく下がってしまった。厳しい。
モチベーションがなくても捌くべき仕事はいくらでもあるのであまり心を動かさず手を動かして過ごした。心を動かすべき仕事とそうでない仕事があると思うし、何にせよ10日近い休みから復帰したばかりなので数日はリハビリである。手はきちんと動いた。よかった。休み明けは事務的な処理を要する書類が山積みになってしまうので少しずつ山を崩していけばいい。
今日は月に一度のケーキを食べてよい日だと気づき、寄り道して帰った。利用駅の周辺の駅ビルは軒並み休業しているので少し困ったが、遠回りして近所にあるこじんまりしたケーキ屋さんに寄ってみた。SNSなどもやっていないので開いているか賭けだったけれど、営業していたのでマスクの中でちょっと微笑む。さすがに種類も個数も絞っているようだったが、おいしそうなタルトを選び、包んでもらう。ケーキを家まで持ち帰るとき、岡野広嗣さんの「倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使」という歌をいつも思い出す。
晩ごはんは昨日お気に入りのラーメン屋さんでテイクアウトしてきたラーメンを茹でてスープをあたためて食べた。もう少し世間が落ち着いたらお店にも食べに行きたいな。でも、好きな味が家で食べられてうれしい。お店で食べるのには及ばないけど…。
ケーキはまだ冷蔵庫で冷やされている。お風呂から出たらひんやりさくっとしたのを食べてやろうと思う。