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プロフィール記事です。改めてよろしくお願いします。

はじめまして、宮坂日出美と申します。

プロフィール記事は、やっぱりあった方がいいですよね。

「なるほど。あなたはそういう立ち位置で記事を書いてるのね」と、わかってもらえる確率が高くなる気がします(少なくとも私が他の人のnoteを読む時は助かっています)。

なので私も、取り急ぎ用意したいと思い、このプロフィールを書いております。

1.どんな人?

主婦、1981年生まれ。中1と小3の娘あり。

2.これまでやってきたこと

①離教した統一教会の祝福二世として、本を出版しました。

論創社「祝福二世 信仰を捨てた元統一教会信者の告白」という題名です。

嬉しくて本屋に見に行ってしまった

❶中高生時代に韓国留学していた話

❷大学を休学して教会主催のボランティアに参加し、日本・韓国・ヨーロッパで寄付集めをしたこと(スイスの銀行でマネロンと思われる現場も目撃)

❸離教するきっかけや、後押しになった本の話 

❹一般結婚して静かに暮らしていたところ、現役信者である両親が相次いで他界し、統一教会式の葬儀を行った時の体験談

……などを書きました。

帯は仲正昌樹金沢大学教授に書いていただきました。100分de名著のハンナ・アーレントの回で解説されていた大先生です。🙌

印税について興味を持たれる方が稀にいらっしゃるのですが、出版不況という言葉はよく耳にされていると思います。想像されるほどにはもらっていないとだけ申し上げておきます(守秘義務などあるので、詳しく書けずすみません)。

もらえる印税収入よりも、私の一般的でない経験を、広く一般に伝わる形で本にできたということに意義があったと感じています。
採用してくださった論創社さんには本当に感謝しております。

②子供が小2で学校に行かなくなり、ケアのため正社員の職を失う。

子供が学校に行かなくなったことは、私の中では統一教会を離教する以上に「世の中への理解が進む出来事」でした。

なんと言うか、統一教会二世信者という宗教マイノリティであることを抜けた後の私は、「世間に適応しようとしていた」、つまりマジョリティになんとか馴染もうともがいていたわけですが、子供と一緒にまたマイノリティ側の境遇へと追いやられてしまったわけです。

そりゃ最初は、子供をなんとか学校に戻そうと必死だったのですが、ある時に、誰のためにそうしているかと言えば、子供の将来のためなんかではなく、親である私の都合であるということに気がつきました。

子供の将来をなんとかしたいという愛からの行動じゃなくて、単に自分の今の不安をただ払拭したいというエゴにハマっていたんですよね。

そういうことに徐々に気がついてから、子供の現状を肯定していくことにしました。
そのあたりは現在進行形なので言い方が難しいのですが。

というのも、子供は「親が学校行かなくていいって言ってくれてる。ラッキー」とは思っておらず、「こんな自分はダメなんじゃないか」とまだ自分を責めているような節があるんですよね。

とにかく、子供が学校に行かなくなるという現象は、私が当事者ではなく、学校に行けない自分を自分で責めている子供本人が当事者なわけで、私が語れることは限られている。

けれど、保護者としての心境の変化についても、このnoteで書けたらいいかなぁなんて思っています。

親がこうやって「ネタ」にしているのも、本人としては嫌なことかも知れませんが……。

③稽留流産を経験して「集合意識」への理解が急激に進み、タロット占い師になる。

「ちょ、おま、せっかくカルト宗教を抜け出したのに、またオカルト的なことにはまってんのかよw」と言われるかも知れませんが。

いやー、あのね。流産って、そりゃ見えない世界について、色々考えさせられますよ。生命と死後の世界について。

そういう、人間が人生において絶対に避けられない問題について、早いうちにまた考える機会が訪れたのは私にとっては幸運だったと思っています。

ちなみに流産は、子供が学校に行かなくなり職を失ったことよりも前の出来事ですが、後々になって、子供と家にいながらできる仕事として、一時的にタロット占い師としてデビューしました。

「集合意識」への理解が進んだことで、占いによってそこにアクセスする行為が自分にとって不思議ではなくなったんですね。

占いについても書きたいことはたくさんあります。おすすめの本とか。自分で占う方法とか。

3.これからやりたいこと

①文学フリマに半年に一度以上出店する。

今度の文学フリマ(東京、2024/5/19のやつ)、抽選枠で当選しました。2〜30代が盛り上がっている中、私のような40代がいてもいいのだろうかと思わなくもないのですが。

でも、せっかく商業出版した本があるので自分で手売りしたい。

ノンフィクションの他に、細々と書いた小説もあるので、今後半年に一度の発表(製本)を目指してライフワークにしていけたらいいなと考えています。

家で陳列の練習までした

②東方例大祭のためのコスプレ衣装を作り続ける。

子供のために作り始め、現在二度目の参加の準備をしているのですが、手芸は楽しいです。

デザインは子供によるものですが、自分でそれを実際の布のデザインに落とし込んで行ったり、時々子供に妥協させたり、辻褄を合わせていく作業は結構楽しいです。

娘によるデザイン画

自分で一からデザインはできないけど(子供も一からデザインしているわけではなく、原作者のZUNさんや他の二次創作をたくさん見てインスピレーションを受けているわけですが)何か参考になるものがあれば「よっしゃ、やってみようじゃないかい」となるようです。

実際作ったスカート

③ポットキャスト配信をしてみる。

上の二つはもう始めていることだったので、一つくらいまだ全然手付かずなことを書いてみました。

すごく躊躇しますが、自分で書いた小説を自分で朗読するのは著作権の問題もクリアしてるしアリかな、とは思っているんですよね。

実は小説を書き始めたのは、「夢を叶えるゾウ」をAudibleで聴いたのがきっかけでした。そこで、蓋をしている昔の夢に向き合うべきだと説かれていたんです。

私は昔、声優か小説家になりたいと思っていました。
プロかアマか問わなければ、自分で書いた小説を朗読することで、この夢は一石二鳥で叶ってしまう。
「夢を叶えるゾウ」を朗読している声優さんの演技がものすごくうまかったことも、昔の憧れを呼び起こすひとつの要因でした。

ただ、そう思っていたのは小説を本格的に書き始める前の話。
書き終えた後にこの計画をもう一度見直すと、ものすごく恥しいという問題にぶち当たってしまいました。

宗教体験と脱出を元に書いたファンタジー小説


自分の殻を破り、深掘りし、さらけ出した文章を、さらに声優になって気取って読むのは、そうとう自己肯定感高くないと無理ですね。

これをやってのければ、私は一皮剥けると思う。ただ、もう私は一生一皮剥けなくていいと思うくらい、想像しただけで拷問です。ただの拷問。

朗読については、また別途考えたいと思います。もう少しライトなやつ。例えば、タロット解説文章を書いてそれを録音するとか。
それならまだ、心がえぐられなさそうです。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

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