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【体験談あり】セルフジェルネイルがすぐに剥がれる5つの原因とその対策法を解説

セルフジェルネイルをしたのに、すぐに剥がれてしまうとお悩みではありませんか?
せっかく時間をかけて施術したジェルネイル、できるだけ長持ちしてほしいですよね。

私も長い間セルフジェルネイルが1~2種間で剥がれてしまうということを繰り返しており、何回も塗り直したりと大変苦労していました。
そこでこの記事では、私が6年のセルフジェルネイル歴で気づいたセルフジェルネイルがすぐに剥がれてしまう原因、およびその対策を体験談を交えて解説します。

この記事を読むと、セルフでもジェルネイルが1ヶ月以上持つようになる施術方法がわかります。
是非最後までご覧ください。


セルフジェルネイルがすぐに剥がれる原因5選


セルフジェルネイルがすぐに剥がれてしまう原因は、8割プレパレーション(ジェルを塗る前の下処理)にあります。
プレパレーションは地味な作業ですし、セルフだとおざなりになりやすい部分ですがここを改善するだけで大きく持ちをよくすることが可能です。
基本的な部分ですが、いま一度よくご確認ください。

キューティクルにジェルが乗り上げている

セルフジェルネイルでやりがちな失敗として、まずキューティクルの処理不足が上げられます。
キューティクルの押し上げ、サンディングの不足があると爪の根本付近に薄い皮(ルースキューティクル)が残ってしまいます。
ルースキューティクルにジェルが乗り上げる形で塗布してしまうと、そこから空気が入ってしまい剥がれる原因となります。

爪が水分を吸ってふやけている

ジェルネイルは水分と相性が悪く、少しでも爪が湿っていると定着しません。
そのためジェルが浮き、すぐに剥がれる原因となります。
しっかり拭いたつもりでも見えない部分で爪が水分を吸っている可能性があるので、ネイルを始めたら水の取り扱いには十分注意しましょう。

ダストの除去が不足している

見逃しがちなのがダストの除去です。
オフをして長さを整えた後、削りかすが残ったままジェルを乗せるとこれも剥がれの原因となります。
特に爪の根本付近はダストが入り込みやすいので注意が必要です。

爪表面に油分が残っている

皮脂などの油分もジェルの定着を悪くします。
手のひらや指先から皮脂が付くと剥がれる原因となるので、ネイルを始めたらなるべく爪の表面は触らないようにしましょう。

施術後の保湿が不足している

また、ジェルネイルは維持管理も大切です。
せっかくプレパレーションを完璧にして施術を終えても、日々のメンテナンスができていないと剥がれやすくなってしまいます。
保湿を怠り乾燥が進むと、自爪が収縮しジェルとの間に隙間ができてしまうのです。
これを防ぐためには定期的な保湿が必要です。


セルフジェルネイルを剥がれにくくする方法5選

ジェルネイルが剥がれる原因に気が付いたら、ひとつひとつ対策していきましょう。
ここからはセルフジェルネイルを剥がれにくくする具体的な方法をお届けします。
上記の原因に心当たりがなくても、やってみると案外「剥がれにくくなった!」と実感できることがあるかもしれません。

ストーンプッシャーを使い、キューティクルを押し上げる

キューティクルの処理にはストーンプッシャーを使うのがおすすめです。
ざらざらとしたストーン部分で甘皮を押すと、目に見えない細かなルースキューティクルまでこそげ落してくれます。
同時に根本付近のサンディングもできて一石二鳥です。
ジェルネイルがすぐに剥がれてしまうとお悩みのセルフネイラーにはぜひおすすめしたいアイテムです。

ネイルを始めたら水には触らない

キューティクルのケアはドライケアとし、作業を始めたら水には触れないようにしましょう。
たまに「サンディング後のダストは手を洗って綺麗にしてもOK」と書いてあるサイトもありますが、私はおすすめしません
たとえ一瞬であっても爪は水を吸ってしまうので、ジェルの定着が悪くなります。
そのためネイルを始めたら水には一切触らず、仕上げまで済ませることが重要です。

オフ後はダストブラシを使い、ダストを払う

オフ後に出たダストは水を使わず、ダストブラシで払いましょう。
上でも言及しましたが、水を使ってしまうとジェルの持ちが悪くなります。
しかし、かといってダストが残っているのも望ましくありません。
ダストが付いたままジェルを乗せるのもジェルネイルがすぐに剥がれる原因となります。
そのため必ずダストブラシを用意し、ダストを丁寧に払うようにしましょう。

ベースジェルを乗せる前にしっかりエタノールで拭き取る

ベースジェルを乗せる直前に、エタノールを染み込ませたティッシュなどで爪の表面をよく拭きましょう。
しっかり汚れや油分を除去することで、ジェルの定着が良くなり長持ちします。
プレパレーションの間に手の皮脂などが付着してしまっていても、この段階で丁寧に拭き取れば問題ありません。
ダストブラシで払いきれなかったダストなどもこの段階で除き、ベースジェルの定着を高めましょう。

毎日キューティクルオイルを塗り、乾燥を防ぐ

定期的にキューティクルオイルを塗り、保湿を心がけることも大切です。
乾燥による劣化を防ぎ、ジェルネイルをより長持ちさせられます。
おすすめは夜、寝る前にケアをすること。
たっぷりとキューティクルオイルを垂らし、爪の両側を少し揉むようにマッサージするといいですよ。


【場所別】セルフジェルネイルが剥がれる原因と対策

「いつも根元から剥がれる」「先端が浮いてくる」などのお悩みには特定の原因が関わっている可能性があります。
以下に場所別のジェルが剥がれる原因と対策をまとめました。

根元から剥がれる場合はキューティクルのケアが足りない

根元からの剥がれは、多くの場合でキューティクルのケア不足が原因です。
甘皮をしっかり押し上げたつもりでも、見えないほど細かなルースキューティクルが残っていることはよくあります。

見た目には大丈夫そうでもしっかりとストーンプッシャーで甘皮を処理し、ジェルの定着を高めましょう。

爪先から剥がれる場合は自爪の薄さが問題

爪先から剥がれてくる場合は自爪の薄さが原因である可能性が高いです。
薄くて柔らかい爪はよくしなり、その動きにジェルがついていけずに浮いてしまうのです。

この対策にはベースジェルとカラージェルの間にビルダージェルを挟み、厚みを出すことが挙げられます。
ビルダージェルは強度に優れているため薄い自爪を補強し、衝撃に強くします。

爪が弱くて悩んでいる方におすすめの方法なので、是非一度ビルダージェルの使用をご検討ください。

サイドから剥がれる場合はジェルが硬化前に流れている

サイドから剥がれる場合の多くは、ジェルが硬化前に垂れてしまっていることが原因です。
まとめて何本も塗ろうとすると他の指を塗っている間にジェルが垂れ、形状に偏りが起こります。
垂れたジェルが甘皮などについてしまうとそこから剥がれやすくなってしまいます。

対策としては1本塗ったらライトに入れて仮硬化する、という方法がおすすめです。
少々手間がかかりますが、数秒ずつでもいいので1本1本仮硬化を行うとサイドからの剥がれを改善できます。


【体験談】見落としていたNG習慣とセルフジェルネイルを1ヶ月以上持たせた唯一の方法

かつては私もセルフジェルネイルがあっという間に剥がれてしまい、1~2週間で部分的にお直しをしていました。
しかしある習慣をやめてからは劇的に長持ちするようになり、現在では毎回1ヶ月以上ネイルを保てています。

そのNG習慣とは『オフ後に手を洗うこと』。
サンディングで出たダストを綺麗にするために1回手を洗っていたのですが、これがよくなかったのです。

もちろん手を洗った後はタオルできっちりと水気を拭き、乾燥させてからジェルを塗布していたのですが、見た目にはわからないレベルで爪が水分を吸うようなのです。
1分程度の手洗いがそこまで影響を及ぼしているとは思っても見ず、完全に盲点でした。

丁寧にキューティクルケアをしてもエタノールで油分を徹底的に拭き取っても、2週間も持たなかった利き手の人差し指がこれで全く剥がれなくなりました。
手は洗わず、ダストはブラシで払う』これを実施するだけでジェルの持ちが大きく変わるので、ぜひお試しください。


まとめ

ここまでセルフジェルネイルが剥がれる原因と対策についてお伝えしてきました。

要点をまとめると以下の通りです。

  • セルフジェルネイルが剥がれる主な原因はプレパレーション不足

  • 施術後の保湿も長持ちさせるためには重要

  • 剥がれる場所によって原因の予測が可能

  • オフ後に手を洗わないだけでジェルの持ちは良くなる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立つと幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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