自己紹介 お芝居のあれこれ編。


もしお時間あればぜひ。

普段TwitterとRadioTalkでひとり相撲しているオタクなんですが、何を隠そう社会人演劇人でもあります。

(最近演劇の話ばっかりなので、2次元オタクだからフォロバしてくださった方には申し訳ないなと思いつつ、突発的に推しのことでめちゃくちゃ発狂してるので演劇関係でフォローしてくださってる人にも申し訳ないなとも思ってます。やめないけどね!This is meなんでね!)


演劇をはじめた理由


演劇を始めたのはほんの1年半前で、それまではもうずっと見る専。ずっとね。もう生まれたときからそう。

私の父は、演劇ではないけど広い意味でいうと演劇をやっている人です。幼少期から手を引かれていろんなところに連れられて行って、だいぶいろんなものを見て育ちました。

プロアマ問わず、一人芝居から大道芸から老舗のデカいとこのやつから何から。

おとなしい子供だったので、娘特権でいろんな劇団の裏側を見せてもらったりもしましたし、自分のこだわりを貫く大人たちに囲まれて過ごしました。

ただ、やろうとは思ってなかったんですよね、見てるだけで楽しいというか満足というか。別に父からやり方も教わってないですし。(ずっと裏方でお手伝いをしてきたので、気苦労ばかり見てきたし拍手もライトも浴びたことがなかった)

でも、このコロナ禍、正確に言うと2020年3月、複数枚持ってたいろんなもののチケット全部払い戻しになったときに、「もう見られねえなら自分でやるしかねえな!」という謎感情になってつい始めてしまったんです。自ら石を投げられに行くスタイル(©メリケンギョウル)。

他にもたくさんあったはずです。楽器を始めるとか、絵を描くとか、山に登るとか、ヨガ始めるとか、トランポリンとか。それこそ父と同じものをやってもよかったはず。

でも演劇だったのは、きっと自分の中で何かが引っかかってたから。

(最近分かったことですが、この“引っかかり”を大事にすると、いいアイディアが生まれますね。)

遺伝性かつ空気感染する、演劇というおそろしい不治の病です。

見るもの


好きなジャンルは様々です。

サブカル女あるあるですが、高校生のときにラーメンズにドハマりして、ああいうちょっとダークでいろんなもののオマージュで混ぜ込んで言葉遊びがいっぱいあって舞台上がシンプルなやつ、大好きですね。あこがれはイッセー尾形さんですね。

あと同じく高校生のときに初めて「12人の怒れる男」を見まして、それからずっと、とにかくダンディな男性たちが密室で脂汗かきながら、ああでもないこうでもないとやっているのを安全圏から見るのが好きっていうひねくれた女やってます。あのときの方達はたしか、セミプロみたいな方数名とあとは地元のアマチュアの方たちだったんですけどほんと上手でしたね。12人て密室劇だからハケる時間とかもなくてずっとみんな出ずっぱりでじゃないですか。なのに緊張感をずっと続かせるのすごいですよね。40代~60代の方達でした。年の功ってやつでしょうかね。いつか、自分の好みの男12人集めて最強の12人の怒れる男たちを演出するのが一生かけて叶えたい夢です。お客さんより役者より、私が一番嬉しいやーつ。

そういった意味でパラドックス定数もめちゃくちゃ好きで、教えてくれた友人に感謝してます。

でもほんとにいろいろ好きで、小劇場も好きだしミュージカルも好きだし2.5次元も好きです。没入感が好きというか、ドボンとその世界に入れるのが楽しくてどこへでも行きたいんです。あと、時代劇と特撮も好きなので、殺陣やアクションに興奮するタイプの人間です。あとは長くなるので割愛。もうすでに長いけど。趣味被ってますって方はリプください。おすすめを紹介してほしいしあなたの愛を語って欲しい。

作るもの


自分で作るほうは、なんていうんだろう・・・・・・ハートフルコメディ?ですね!たぶん。基本台本なしでインプロでみんなで作ってくことが多いです。なので本番も3割アドリブで、何分で上演できるか当日まで分かりません。メンバーにボケ担当多くてツッコミにまわることが多いです。前回はスペイン人のおばあちゃんの役をやりました。楽しかったです。


自分で書くやつは、ちょっとファンタジーほっこり系短編です。人ならざるモノに人の体を与えたらどうなるのかとか、人ならざるモノから見た人間に興味があるので、そういうものを書いてます。というか、そんなつもりないのにそうなっちゃってます。

といっても、まだ上演できたのは1つだけです。今2作目を作っていて、(なんのアイディアも浮かんでないけど)3作目ができたら、ちょうどだいたい45分くらい、転換含めて1時間くらいのオムニバス公演できそうだなっていうかやりたいなっていう野望のもと作ってるものがあります。1作目は一人芝居(正確にいうと二人)でした。

感想に「さゆりちゃん(そのとき私が演じた役名)の一人芝居が見てみたい!」ってコメントがありまして、舞い上がって公演後2週間で書き上げて、半年以上苦心して作った自信作です。上演したときは無我夢中だったので、たいした話でもないしたいした演技でもなかった気がしてたんですけど、上演後半年経った頃からようやく自信作だなというか、処女作の割に良い出来だなと思っています。で、その1作目の続きというか、語り部(目撃者)が同じもので違うオムニバス作品として2作目の二人芝居(正確にいうと三人)を作り始めたところです(2022年2月現在)。


あと童話も書いてます(書けてません)。上記の一人芝居を見てくれた女の子が、絵を描くのが上手な子で、彼女の作品の中の一つにとても好きな絵があって、そこからインスピレーションが湧いて「書くぞい!」ってなって書き始めました。でもハチャメチャに難航してます。朗読って形で発表したい予定ですがべらぼうに難航してます。仕事の休憩時間中と入浴中はずっとそっちの世界にぶっ飛んで行ってます。・・・彼女がもし気に入ってくれたら絵本制作をしたいです。でもその前にお前が書くんだ。書かねえと描けねえんだわ。ハァイ!!!!


あとは衣装とか小道具とか担当もしつつ、一部音声編集に手を出したり、音響これがいいですとか先生に訴え出したり、早着替えの手伝いとかしたり他チームの転換手伝ったりしてます。ザ・器用貧乏。そしてそこまで器用でもない。

これからやりたいこと


照明や音響もそのうちやってみたいです。あと前説大好きだから前説やってみたい。受付とチケットのもぎりは得意です。最近もぎらないですけどね。

あと、さっきも書きましたがいつか演出もしてみたいですね。

今はまだあまりにも物を知らなすぎるので難しいですが、もっと経験を積んだ未来、こだわりの強くてかっこいいおばさん(おばあさん?)な私がいたら最高だなって思ってます。夢です。


今の私はまだ、自分のことと手を触れられる距離にいてくれてる人たちのことで精一杯です。自分を含めて、この人達が喜んでくれるのが、演劇人としての私の一番の幸せです。ようやっと自我が芽生えたばかりなので、今は目の前にあることが全部新鮮で楽しくて危険がいっぱいです。幸いなことに大事に育てられているので健康です。

田舎ですごーくゆるく活動しているので、あんまり宣伝もしてないのですが、もし機会があったら見に来てください。


ここで会ったのもなにかのご縁。

あなたに私を知ってほしいし、私にあなたを教えてください。

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