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道に迷い続けたけど、秩父路は走って楽しい

今日ルートはGoogle Mapsのタイムラインで陣取りゲームをする感覚で安易に作ったプラン。これから行く予定の国道462と秩父のあたりは、今月の頭に行った榛名山・妙義山のちょっと南のエリアです。

2023年9月30日(土)。5時過ぎに家を出て道の駅川口あんぎょうに停め電話で家人を起こし、今日のスタート地点、川越喜多院の門前を7時半に出発します。

わりと早い時間にもかかわらず埼玉県道15は少し混んでいる。国道299と交差する県道の終点が近づき、駐車場に入る車で渋滞する道の横に広がる赤い花々を目にして初めて今が彼岸花の咲く季節だったことに気がつく。

国道299は快適なスピードで走るほうの峠道。幸運にもペースメーカーになってくれる車がいてくれて、慌てることなく正丸トンネルを抜けることができて一安心。

トンネルを出たら、ほどなくして秩父の入口、道の駅果樹公園あしがくぼ。ここは西武秩父線の芦ヶ久保駅に併設するような感じの道の駅。ほぼ予定通りの9時前に到着して缶コーヒーを飲んでいると見上げるホームに黄色い電車が入ってきた。

国道140まで降りてきて大滝方面に左折。市街地を抜け、さらに秩父鉄道の三峰口駅を越えれば、左手に三峯神社の表参道の入口の鳥居、右手にまるい石垣が続く山あいの道。情緒があってすごく良い。

10時前に道の駅大滝温泉に到着。ファミリーマートに温泉と食堂がついた感じ。思ってたのとちょっと違った。秩父市の道の駅は味噌売場が多め。

三峰口に戻り埼玉県道37を北上したらすぐの道の駅両神温泉薬師の湯に立ち寄って、地図を確認。土坂峠を目指します。ここまでは順調だったのですが、記憶にない道の駅龍勢会館の横を通ります。

おかしいなと思いながらもあまりの気持ちよさにそのまま走っていたら、結局、皆野駅近くのローソンに辿り着く。地図を見てびっくりしたけど、コースを時計回りから8の字に修正。

皆野町から県道44・13で北上して群馬県に入り、神川町かみかわまちから国道462で神流川かんながわを上る。

道の駅上州おにしで休憩して、群馬県道71の土坂峠への入口を確認しながら進み、ようやく目指していた道の駅万葉の里に到着したのは、12時過ぎ。食堂ではなくテラスで何か食べたと記憶しているが、何を食べたか思い出せない。つり橋は苦手なのでお見送り。

無事に北側から土坂峠を越えた後、秩父市街に抜けたかったのに、また皆野のローソン。せっかくなので道の駅みなのに立ち寄って茄子を買ってから帰ります。

そろそろ14時なのですが、今日はここからの埼玉県道11が一番の楽しみ。片側の景色がひらけた1.5車線の気持ちの良い道は、ひらひらと曲がりながら定峰峠を越えて東秩父村に抜けていきます。

川沿いまで降りてくれば、道は伸びてゆるやかに。小川町まで降りてきたら、そこからは国道254をひた走る。今日のツマミは、万葉の豆腐と皆野の茄子。313km、11h39m。


去年の秋のお話の4本目でした。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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