AI Builderが日記の感情を分析して、返事してくれるフローボット

この記事は「Microsoft Power Automate Advent Calendar 2022」カレンダー4 クリスマスイブ🎄の記事です。

Miyakeさんの記事と、百合宮さんの記事を読んで思いついたフローです。

上司が怒ってたら教えてくれるフロー（Power Automate） - Qiita

（注意！）
・このフローはAI Builderを使用しますので、有償ライセンスが必要です。

全体像

全体像はこんな感じ

Teamsのチャネルに日記を投稿すると、AI Builderが文章の感情を分析し、文章が「Negative」か「Positive」かによって異なるメッセージを返信します。

こんな感じで返信してくれます。

作り方

１．インスタントクラウドフローを選択し、[チャネルに新しいメッセージが追加されたとき]トリガーを選択して[作成]をクリックする。

２．[メッセージ詳細を取得する]アクションを追加する。
[メッセージ]欄には、動的な値の[チャネルに新しいメッセージが追加されたとき]の[メッセージID]を選択する。

３．[テキスト内の肯定的または否定的な感情を分析する]アクションを追加する。
[テキスト]欄には、動的な値の[メッセージ詳細を取得する]の[本文PlanTextContent]を選択する。（なぜか↓では英語になってしまってますが。）

４．動的な値の[テキスト内の肯定的または否定的な感情を分析する]の[テキスト全体の感情]を選択し、真ん中は[次の値に等しい]を選択、右側に[negative]と入力する。

５．[はいの場合]に、感情がネガティブな場合のフローを作っていきます。
[チャネル内でアダプティブカードを使用して返信する]アクションで返信を作成します。
アダプティブカードが面倒であれば、[チャネル内のメッセージで応答します]でもOKです。

６．[いいえの場合]も同様に設定する。

（全体）

まとめ

今回は「Negative」「Positive」「それ以外」で作りましたが、「肯定的」「中立的」「否定的」それぞれの割合を出すこともできますので、細かく作りこんでも面白いと思います。

辛いことがあっても、ほっこりできるはず！