夏は嫌いじゃないんだよ
暑すぎるだろいい加減にしろ早く秋になれ、とぼやきながら日々を送っていたのですが。
よく考えてみると、嫌いじゃない夏要素も結構あるなと思って。どちらかといえば好きと言ってもいいくらい……かもしれない。
じゃあ何が好きで何が嫌いなの? というのを整理してみる試みです。
まずは好きどころとか、意外と嫌いじゃない要素から。
夏は野菜がおいしいし(ナスとかピーマンとかそれだけで最高)、ビールがおいしいし(気分の問題)、なんなら水がおいしい。
水道水をグッと煽るだけでも、夏であれば快感を伴う飲食になる。アイスコーヒーなんかをちまちま吸うのもいい。
景色の彩度が上がって、コントラストが高くなるのも気分がいい。強い光の反射感もテンション上がる。
夏場の服装も好き。ガッツリ着込んで装備していく感のある秋冬よりも、サラッと身にまとうような春夏の服のほうが好きかもしれない。
暑いのもそれ自体はさほど嫌いではない。もちろん心地良い気温であるに越したことはないが、全身を熱気に包まれる感覚も季節のダイナミズムとして楽しめなくもない。
汗をかくのも何かと戦っているような感覚で嫌いじゃない。この歳になってくると毛穴の老廃物を出す意味でも多少は汗をかいておいた方がいいだろうし。
などなど、意外と嫌じゃないな……? と思える要素も結構あるんです。
しかしまぁ、それはそれとして。
ここ最近の酷暑はさすがにきつい。許しがたい。流石に駄目でしょこれは。
上記のように嫌いではない要素はあるものの、不快度が高いのは以下の2点。
1.かいた汗が乾かない
汗をかく事自体はまぁいい。しかし一度かいた汗がいつまでも乾かず、下着が濡れたままになるのが最高に鬱陶しい。ビタビタに濡れて肌に張り付くのがイヤすぎる。何をしていても濡れた服の触感が意識にこびりついて離れず、すべての行動を邪魔してくる。更に後から汗疹になったりでもしたらウザすぎる。
高温多湿に三くだり半を叩きつけたい。
2.暑さを理由に怠惰に飲まれる
37℃とか38℃とか言われると、その数字を見ただけで出かけない理由になってしまう。
必須ではないけど行きたいな、くらいの外出を見送りがちになり、機会損失感が募っていく。
自分のような意志の弱い人間にはちょっと気温が高すぎる。ただ不快なだけでなく危険だと言われたらそりゃあ心が負けるよ。
とまぁ、こうやって改めて自分が暑さの何を不快に感じているか切り分けて考えることで、この暑さに対してももう少し耐えられるようになるのではないか……などとと後付で思ったりして。
いやぁ、でもそれだけでどうこう言うには暑すぎるよね……ここまで来ると気の持ちようではちょっと対処しきれないですよ……
みんな、頑張って秋まで生き延びような……
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