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仲良しレス夫婦の妊活記録#7

⚠️妊活中・不妊治療中の方
落ち込んでしまう内容になっているかもしれません。

無事に採卵出来て、受精卵も4つ。
今回は胚移植(体外受精)のお話。

4AAの受精卵を自然周期で移植します。
子宮内膜がしっかり育つように、着床しやすくなるように飲み薬とテープと膣錠が始まります。

テープはエストラーナテープって言うお腹とか腰に張るテープ。48時間で取り替える。
シャワーの水圧とかで取れそうになる。
そして割と痒くなる。地味に辛い。笑

膣錠はアプリケーターに錠剤をセットして、膣に挿入して、なんかカチっと押してアプリケーターを抜くと体内に膣錠が残るってやつ。
12時間毎に挿入。
この膣錠が、不妊治療全体を通して1番大変だったかも!
大変ポイント① アプリケーター痛い(個人的に)
アプリケーターは普通にプラスチックなのでちょっと角度間違ったり、変に力入れちゃったりすると刺さる感じがして痛かった。
大変ポイント② 時間厳守
例えば、朝8時に入れたら、次は夜の8時。ってなるんだけど、仕事とか帰宅時間とか色々計算しなきゃいけない!そして挿入後にお風呂入っちゃうと溶け出ることもあるので、帰宅してお風呂入って、の時間も計算する必要もある!(挿入後30分が1番溶けるから、それ以降ならお風呂入ってもいいらしいけど、不安なので必ず入浴後に挿入してた。)
なのでわたしのベストは朝は職場で入れて、帰宅して速攻お風呂入って入れてた!
よって、帰宅後すぐお風呂入れるようにお風呂は予約してから仕事に行ってました。
大変ポイント③ 溶けるから下着汚れる
挿入してすぐは体温で溶けて、有効成分以外のものはおりもの的な感じになる。
錠剤が溶けてそのまま下着に着く感じなので、ナプキンか吸水ショーツ必須。(わたしは吸水ショーツ履いてた)
吸水ショーツを一日中、毎日履いてたのでお尻が蒸れちゃってかぶれちゃって大変だった!

という膣錠と向き合う日々を過ごしながら、子宮内膜が充分な厚さになるまで何回か受診。
ここでも軽く粘るわたし。笑
(内膜が何ミリがいいかは忘れた!笑)
やっといい感じになり日程決定!かれ、仕事!笑
1人で行きました!

当日気をつける事は、ある程度尿を溜めておくこと。
エコーで見ながら移植するから、膀胱に尿が溜まってる状態の方が見やすいんだとか!
わたしは1時間半位前にトイレ済ませて、水分摂りながら向かいました。
特に着替えたりしないので、洋服はスカート指定。
まずは診察室で移植する為に解凍した受精卵に異常がないか確認。
「この黒い部分、これが赤ちゃんですね〜」って教えて貰った!すご!!!
リクライニングチェアがある待機室に入って、いざ移植へ!(採卵の時麻酔した部屋で移植する模様)
この日は担当の先生がいなかったので、初めましての先生。
もう一回受精卵の名前とか状態の確認。
そしてウィーンってなる椅子へ移動。
消毒。(痛い。笑)
器具つける。(慣れたもん)
エコーで見えるようにお腹グーン押される。(用紙には3時間位溜めておけって書いてたけど、1時間半にしといて良かった!3時間にしてたら漏れてる!笑)
入れますね〜(モニターで入ってくの凝視!すげーーーーー)
そのまま車椅子で待機室まで移動し、自分で20分位待機したらそのまま受付行って終了。
待機中はかれに連絡したりしてお腹撫でながら過ごしてました。
おいでおいで〜ってしてたら父親からLINE。(不妊治療してる事は知らない)
「今日はおじいちゃんの命日です」
命日に移植が出来るなんて!
なんか来てくれそうな気がして、幸せな気持ちだったのを覚えてる。

2週間後に採血して妊娠してるかどうかを検査。
その間も膣錠とテープは継続。
膣錠する時に(出ちゃわないかな?)って不安になってた。笑

そして検査の日。
初めての体外受精。
結果は、陰性でした。
陰性だったので膣錠とテープ中断。

電車で1人で帰る時、気を抜いたら涙が出てきた。
かれに「ダメだったよ」って連絡したら「今日は好きな物食べよう!なんかして欲しいことあったら言って!」って来たので、駅まで迎えに来て貰いました。
顔見たらなんか安心したし、服になんか意味わからんものつけてきたし、逆に泣けてきた。笑

やっぱり、いつになるかわかんないのでバタバタしたり、かれも一緒に行きたいってのもあって、次の周期はある程度移植の希望日で進められるホルモン補充周期で行うことにしました。
基本的には自然周期とやる事変わらないけど、膣錠が変わりました。
前回はアプリケーターで入れてたけど、今回は指で入れる!
最初は不安だったけど、全然こっちの方が痛くない!
要冷蔵の薬なので、職場に持って行くまで保冷剤に包んだりは大変だったけど、こっちの膣錠の方がおりものの量は少ないし良かった!
日程もある程度読めるし、痛くないし、こっちの方がわたしのストレスが激減!
移植の日も希望通りになって、その間もやりたい事やれたり、楽しんで過ごせました。
(カラオケ行ったり、外食したり、映画行ったり)

かれが行ける日を希望日にしてたので、当日一緒に行きました。
今回は4ABの受精卵を移植。
この日は担当の先生がいたので、担当の先生に移植して貰って、心強かったのを覚えてます。
相変わらずトイレは1時間半前で正解でした。笑


そしてまたまた2週間後。
結果を聞くのは1人で。
採血での検査の結果、陽性でした!
検査結果言う時あっさりすぎて、予定日とかもあっさりすぎて、聞き逃すところでした。笑
そこから1週間ごとに
胎嚢確認(赤ちゃんの部屋がちゃんと子宮にあるかどうか)
心拍確認(赤ちゃん奥にいてわかりづらくて最初焦った)
経過観察(相変わらず奥にいるけどちょっと動きはわかる)
そしてクリニック卒業となりました。


不妊治療を約一年半。
人工授精1回。体外受精2回。
おそらく、早い方。
もちろん大変なこともあったし、辛いときもあったけど、基本的に楽しんで日々を過ごせてたと思います。
2人でも楽しいなっていうのはわかってたからかな。
わたしは、排卵までが長い。
かれは、逆行性射精と精子の運動率が低い。
そもそもわたしたちは、仲良しレス夫婦。
わたしたちが不妊治療をするきっかけはそこでした。

次回は最終回。
不妊治療で大変だったこと
やって良かったなって思う部分
をまとめていきます。

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