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仲良しレス夫婦の妊活記録#8〜最終話〜

7年ほどのレス状態から不妊治療を始め、体外受精(顕微受精)で妊娠に至りました。

大きな原因としては
・逆行性射精
・精子の運動率が低い
・排卵までの期間が通常より長い
という感じかな?

一年半ほど不妊治療をしてきて、大変だったな〜とかこうなってくれたらいいな〜って思うことをまとめてみました。


①薬の時間厳守
採卵や体外受精をするにあたり、ホルモン状態やら子宮内膜の状態やらを良くするために色んな薬を使いました。
採卵時に自己注射もしたし、体外受精時に膣錠も入れたし、飲み薬も飲んだし。
痛いのもあったし、頭痛くなったりする薬もあったし、それもまぁ大変。
けど、それよりももっと大変なのは時間!
そして1番時間にシビアなのが膣錠!
12時間毎に注入。30分以内なら許容範囲。時間過ぎちゃったら次の時間とか関係なく即注入。
注入後の入浴は溶け出す事があるから、お風呂の時間とかも考えてスケジュール決めないとだから、朝の膣錠は職場で入れてた。
カレンダーのアラーム設定使って忘れないようにしたり。
薬の時間管理が大変でした。


②男性不妊の周知の低さ
不妊の原因の半分は男性。なのに、不妊治療=女性の治療のイメージがまだまだ大きい。
採精室が簡易的だったり(男性不妊の専門医がいる病院でもそう)、男性不妊外来が週一だけだったり、ちょっとずつ広がってはいるんだろうけど、まだまだこれから感はあったな、という印象。
なかでも、かれのホルモン数値改善するために"クロミッド"っていう薬を処方された時のこと。
クロミッドは女性が使用する事が多いので、かれが薬局で処方箋を出した時に
「これって何のために処方されたんですか?」って聞かれたらしい。
「不妊治療で」って答えたみたいだけど、凄く不思議そうに薬渡されたらしい。笑
若い男の人だったからなのか知らないけど、何のために処方されたのか聞かれたのも嫌だったし、なんかデリカシーないなって感じたそうです。
精子なくて落ち込んでんのに、それを晒された感覚になったと。
受け取り方はそれぞれですが、落ち込んでる時だとネガティブなるしね。
なんというか、男性不妊も普通になって欲しいし、みんながみんなのことを思ったり考えたり配慮できるようになるといいよね。


③気持ち
かれの精液検査待ち。わたしには何も出来なくて、ただただ時が流れるのがしんどかったなぁ。
あとはよくある周囲の人の妊娠・出産報告。
治療中に何人かあって、みんな大切な人だし、もちろんおめでとう!って言うし、その言葉に嘘はない。
嘘はないんだけど、モヤモヤする部分はある。
羨ましいなぁとか、わたしはいつかなぁ、とか。
けど、おめでとうに嘘はないし。
という状態。笑
けど、基本的には
「今のうちに2人の時間をたのしんでおこう」
って思ってたので、
「上手く行ったら焼肉かピザ、ダメだったらお寿司を食べに行く」
っていうのを毎月の目標にしてました。笑


不妊治療中に大変だったこと。
思い返して見るとそんなにたくさんはなかった。
不妊治療してる人にしては色んなこと楽しんでたなって思うし、もしダメだっとしても、2人だけの生活も楽しいしなって思いがあったから、そんなに辛くなかったのかなと思います!


番外編:治療中(じゃなくても)に頂いた余計な一言
「あんまり出来ないんだったら病院行きなさいね」(実母より)
「ベビーはまだ?」(叔父さんより)
「子どもはまだなの?」(近所の母の友達より)
「子どもは?そろそろいいんだよ?」(母の昔の友人)
「甥っ子はもう大きくなってあんまり言うこと聞かなくなってきたから、そろそろ子ども作ってよ」(義父より)

はーーーぁ。笑
みなさま、お気をつけください。


と言う事で、そんなこんなで
無事に女の子を出産し、現在育児中です。

次回からは
計画無痛…!?出産レポート
をお送りします。

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