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計画無痛…!?出産レポート#0

7年レスからの1年半の不妊治療
体外受精(顕微受精)での妊娠
計画無痛分娩にて第一子出産
現在育休中の体育教員なころです。


わたしは不妊治療する前から無痛分娩を希望していました。
かれにも相談し、いーよいーよ!と言ってくれており、妊娠してもないのに産院探しをしてました。笑

わたしは小さい頃からスポーツをしていて、しょっしゅう怪我していたし、おそらく他の人より痛みには強いと思います。
それでも無痛を選択しました。
よく聞く
「一回くらいは陣痛を経験してみたい」
と思ったことはありません。笑

「お腹を痛めて産んだからかわいい」
なんだろうがかわいいし、もしそうだとしたら、父親どうなんだ
「女に生まれたんだから陣痛経験しないと」
…なんで?笑
って思ってるような性格でした。

そんな考えもあり、無痛を選択しましたが、それだけではありません。

わたしの父は、4年ほど前にくも膜下出血で倒れ、現在は左半身が麻痺しており、杖か車椅子で生活しています。
たまーーーーーーに倒れたり、転んだり、色々ある中で、里帰りして父親と新生児が一緒にいるのも大変だよなと考えていました。
更に、わたしの実家は地方の田舎で、自宅から病院までは車でも最低30分はかかるし、無痛対応してないし。
産後はおそらく自分たちでどうにかやる事になるだろうな。それだったら尚更、体力の回復が早いと言われてる無痛の方がいいだろうな。と、かれと意見も一致。
そして更に、予定日付近はかれの仕事がとっても忙しい時期。
いつ産まれるかわからず、急に仕事の休みを取る事になるより、ある程度日にちがわかった方がいいだろうな。母親も、父親を施設に預けて1週間ほど来るって言ってたし、急に来る事になるより日にちわかってた方がいいよな。
という事で、最終的に計画無痛分娩を選択しました。

出産日を決める=誕生日を決める
ことになるので、日にちをちゃんと決めてあげたかったけど、希望の日は予約でいっぱい。
結局予約が空いてる日になりました。笑
あんまり予定日が近いと、陣痛来ちゃうこともあって計画の意味がなくなるから、37週〜38週の所で予約取りましょう。ということで誕生日決定。


ここで問題。親への報告。
「37週?大丈夫なの?」
「促進剤とか使うの?大丈夫なの?」
「陣痛経験しないって訳じゃないんでしょ?」
「お母さんの友達も無痛で産んでたし、いいよ。」
…うるさい。笑
いいよ。ってなんだよ。笑
自分が経験してないことは怖い。ってことらしい。

こっちの気も知らんと好き勝手言いやがって。
わたしだって2週間早まって不安じゃないとでも思ってんのか。
と、ピリピリイライラした状態でした。笑
かれも
その日かぁー仕事大丈夫かなぁー
とか言ってるし。お前は誕生日を喜べ!笑


そして産休前の最終出勤。
そこで初めてわたしの妊娠を知る人もたくさんいました。笑
色んな人に
「気付かなかったー!」って言われ、
「来月!?働きすぎだよー!」って言われました。笑
生徒には
「んじゃあの時とか…え、なんか、ありがとうございます!」とも言われ。笑
何人かの先生に
「わたしの娘、無痛で産んだんですよ!いいですよ!無痛!おすすめ!」
という話からわたしの状況の話をすると
「その世代の人たちはしょうがないよ〜大丈夫!言わせとけばいいのよ〜」
ってたくさん言われ、なんだか救われました。笑


まだまだハードルが高い計画無痛分娩。
選択する人にはそれぞれの考えがあるし、事情がある。それに対して自分の価値観だけで否定したり、自分が知らないからって否定したり、そうならないようにしよう。と思えて、なんだか成長させてもらったような気もします。笑
わたしみたいに
「陣痛や出産の痛みに耐えなきゃ母になれない訳がない」と思ってる人もいます。
「産まれてからの方が圧倒的に大変なんだし、我々の場合は妊娠するまでも大変だったんだから、負担を軽く出来る部分はしたい」と思ってる人もいます。
その人が選択するものが、その人の普通であって、それをみんなが尊重できるように、助け合えるようになってくれれらいいなと思います。
そのために選択肢があるんだからね。

そんなこんなで
次回は出産日前日(入院時処置)です。

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