超大盛り無料!のお店は、誰を幸せにしているんでしょうか?【飲食業を幸せに!後編】
どうも、みことのは です。
先日の前編に続き、今日は後編。前回お話したとおり、また題名の通り、今日は【良かれと思って笑顔でやっていることが、たくさんの人を苦しめているんじゃないか?】と疑問に思っているお話をしたいと思います。
ちなみに、私は飲食業に携わっていませんが、未来の起業に向けて、飲食業も視野には入れているので、少し個人的に感じるところを書いてみました。
今回の私の考えを拒絶する方もいらっしゃると思います。
それでも私はちゃんと自分の意見を伝えたいと記事にしました。
1.超大盛り無料の店の罪
よくテレビで特集していますよね、【超大盛り無料のお店】。
話題性に富んで、見た目も映えるんでしょうね。特にご高齢の店主さん(ご夫婦)とかが頑張っていると、ほのぼの感&お涙頂戴&応援したくなる感もあるんでしょうが・・・、
大盛りを無料にするということは、誰がその原価という傷を負う事になるのか。もちろんお店でしょうね。
そんな事すると、儲け(利益)なんてなくなります。でも店主さんは年金をもらっているからか貯蓄を切り崩しているのか、笑顔で
『いやぁ、ボランティアみたいなもんだから!食べているお客さんの笑顔が見えればそれで良いんだよ!』みたいなこと言うんです。
いやいやいやいや、ボランティアで飲食店営業するくらいなら、食事できない人向けに、公園で炊き出しした方が良いかと。
2,超大盛り無料店の、【風が吹けば桶屋が儲かる】不幸せ3種
良かれと思って、ボランティアで、笑顔が見たくて超大盛り無料にすることで、生まれる3通りの不幸を私なりに紐解きたいと思います。
①周りの飲食店が不幸になる
日本は、周りの諸外国から【安い】と思われているようです。それくらい、日本人も【安さ】に飛びつく人種になっています。
だから超大盛り無料にすると、みんな群がります。
そうすると、周りの店の客数が減ります。減ります。
テレビが特集組んで、煽ります。→興味本位の人が群がります。
全部食べれる人ばかりじゃないんです。フードロスも増える増える!
そうすると、周りの店の客数が減ります。減ります。
周りのお店も生きていかないといけない。超大盛り無料を笑顔で振る舞っているお店の周りで、泣きながら生きていかないといけない。無駄な価格競争が発生する。閉店へ追い込まれるお店も出てくるでしょう。
誰が幸せになるんでしょうか?
②食べてる主たるターゲット【学生】とその家族が不幸になる
超大盛り無料のお店で喜んでいる、特に食べざかりの学生さんとかは幸せになると思っている方もいるんでしょうか?
いや、そのお店の定食を食べるだけで、胃は膨張しますよ。常連になればもっと胃は膨張しますよ。それがデフォルトになるんですよ。
『僕、裕福じゃないけど、ここならお腹いっぱいに!』と喜んだとして。
いや、それ他のお店でも、家庭でも実現できますか?できないでしょ?
母親は大変。大迷惑。胃を勝手に大きくされたから、それに家計を合わせないといけない。
誰が幸せになるんでしょうか?
③超大盛り無料を提供している店舗が不幸になる
だって、ボランティアなんでしょ?利益でない赤字なんでしょ?そんな偽善やめて、早く目を覚ましてほしいと思います。
そのお店が好きな常連のみなさんも、『そんな事言うな!』じゃなくて、店主の方の幸せをちゃんと考えてあげて欲しいと思います。
私の考えは、あくまで私の私見です。
考えが合わない方もいらっしゃると思います。
それでも私は自分の意見を伝えたかったので。
美味しいご飯を食べた想い出のお店には、長く続いて欲しいと思うし、また来たいなぁと思いますので。
コロナ禍なのか、無駄な価格競争なのか、原因はわかりませんが、たくさん頑張っている飲食業の方々も幸せに、美味しいご飯を食べさせてもらえる我々も幸せに。そうなれば良いと願っています。
では、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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