「PEARL」を観てきましたよ。

タイ·ウェスト監督作品「エックス」
テキサスの田舎街の農場

で、ポルノ映画を撮影する為に訪れたキャスト、スタッフ達が体験する恐怖の夜を描いた前作から、今作品は過去に戻って「如何にシリアルキラー夫婦は出来上がったのか？」の謎に迫る第２弾。
シリアルキラー老婆パールの青春期を描く今作品は、主演を前作と同じミア・ゴスが怪演。
彼女の魅力が溢れまくっている。

ネタバレ一切なく感想を言えば、個人的には、前作よりも好き。
というか、ミア・ゴスの演じるシリアルキラーパールに多分恋をしてしまう極上のおとぎ話ホラーになっていて、「そりゃ、爆発したらそうなるわな」と言わざるを得ない「いけないルージュマジック」に彩られた極悪で陰惨で猥雑でパールの悪夢的魅力にひたすら恋をしてしまう映画。
なんのこっちゃ？となるだろうが、本当そういうしかないのよ。

モチーフとして、今回は極彩色のテクニカラー映画「オズの
魔法使い」とか「ディ○ニー」とかのミュージカル映画などの要素を入れ込みつつ古典映画のプロット、テーマ、悪意あるジョークと皮肉、前作の対比など様々なイースターエッグが散りばめられていて飽きさせない。
一応ホラー映画のフォーマットもありつつ、パールの青春映画でもあり、若者の鬱屈した現状を打破する(方向は間違いまくっているし、多分生まれた時からサイコパス的性格なのかも知れない)反抗譚的映画なので、言い換えれば「変な映画」で「ジャンルレス」映画とも言える？かな。(ん？ワケわからんな。)
まぁともかく、ミヤ・ゴスが凄い！落ちの顔！を見るだけでもこの映画を観てほしい。(マジで)

この映画はシリーズで後、第３弾があるらしいので、期待大で待ちたいと思います。

今回はなんのこっちゃ？の映画感想回だったな。
まぁまぁ観てみてよ。　

ミア・ゴスに恋をしてしまうの💑

続く。