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愛とか恋とか幸せとか

26歳になるほんの少し前の話。

近くにいて楽しくて、好きになりかけていた男友達。
もう距離を取りたくてこれ以上期待したくなくて。傷つきたくなくて。けじめをつけようとした4月頭。

4月末。電話がかかってきた。
この男友達が結婚式で知り合った可愛い女の子と出かけた後の話だ。
私には何度聞いても女の子と遊んだと言わなかった。私は一緒にいた時にスマホにきた通知で女の子と遊びに行くことを知ってしまったから事実は知っていたのだけれど。
実を言うと悲しかった。でも行かないでなんて言える立場じゃない。彼女でもなくただの友達。私みたいな友達が他にいるのなんて普通。嫌がる権利なんてない。
遊びに行ったことを黙認し、勝手にけじめをつけようとしていた夜のことだった。

俺が他の女の子と連絡取ったり遊びに行くの嫌なの?

そう言った。
は?とおもった。
私はずっと思っていたその立場にないことを話した。そしてもうこれが最後の連絡になると思い、嫌だったとも伝えた。
すると彼は

なんで言ってくれなかったの?

と言った。
だからさ、言える立場に私はないんだよ?と説明をして、なんだか終始分かり合えないこの人と決別をしようとした。
すると彼は、

わかった。決着つけてくる。
少し待って。

そう言って時間は少しかけたけどその女の子との関係を決着をつけなんと私としっかり付き合うと言うのだ。

?????はい?????

急展開すぎてついていけない。
でも曖昧だった関係がしっかり形のある関係でいれることに安堵し、それなら少し様子を見てみようと思った。

現在付き合って3ヶ月まだ経たない。
元カノが出てきたりなんたり、優しさを無償で誰にでも配り続けるこの人は一言で言えば無意識の人たらし。優しさは優しいとは限らない。その優しさで人を深く傷つけることがあるんだとこの人を見ていると再確認するし、私はこの人の優しさにしっかりと傷ついている。

こんな既に行先不安定な私たち。
日々を記録していく。行く末を見守ってほしい。

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