Xデザイン学校2023年ビギナーコース #03-04 既存ユーザーの特定と既存サービスのアセスメント(2023/10/4, 2023/10/18)

第3回と第4回の講義はワンセットの内容だったのでリフレクションもまとめて1つのノートに書きます


ペルソナとセグメントの違い、プロトペルソナとペルソナの違い

社内でもペルソナとセグメントを時と場合によって使い分けているので、時々混同される場合がある。
ペルソナは「メンタルモデルとゴール」を持つという点が一番大きい違いなんじゃないかと思う。(そう感じた理由は後述する)

またプロトペルソナという言葉は今回初めて知ったが、
「調査データに基づかない、関係者皆がディスカッション形式で作る代表的なユーザー像」と理解した。
実際に作ってみて感じたことを次に書きたいと思う。

プロトペルソナを実際に作ってみて

今回、対象サービスとして選んだクックパッドのプロトペルソナをディスカッション形式で作った。
まずは性別、年齢、家族構成や職業、年収などのデモグラ情報から固めていった。
次に共感マップを個人で書き、チームですり合わせるのを2回ほど繰り返した。

共感マップの作成手順
1. インタビューやペルソナの読み込み
2. 対象の考えていること、興味を持って見ているもの、普段の発言や行動、耳にしていることを書き出す
3. 書き出したものの調整を行う
4. 特徴的なものをPAIN、GAINに移動し、必要に応じて追記する

講義ノートより

早い段階で「性格や価値観」もある程度共通認識化しておくことでペルソナをペルソナたらしめる「メンタルモデルとゴール」の形成がしやすくなると感じた。
実際に「この方は向上心があるから、きっとキャリアアップを目指しているよね」「真面目な性格だからこそ、料理も手を抜かなさそう」など行動の理由や態度、向き合い方が明確になって、共感マップの発想がしやすくなったし、個人間の齟齬も少なかったように思う。

もう1つの大事なポイントはプロトペルソナのユーザー目標などの項目は「箇条書きではなくストーリーで書くこと」
私たちは「なぜこの人はクックパッドを使い始めたんだろう?」など行動の源泉をよく議論して、時々共感マップに立ち返りながら書き進めていたので、自然とストーリーのような書き方にはなっていたと思う。
仮説が正しいかはインタビューを通して検証して行きたい。

今回のリフレクションは以上です!



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