DVD「勇者のために鐘は鳴る」感想

 どうもこんばんは。町田啓太さんが所属されている劇団EXILEのメンバーが最近平日ほぼ毎日CLキャス配信をやっているのを見続けているせいか、CLキャス配信だけ劇団EXILEを箱推ししつつある霧海さと(きりゅ)です。そんな私ですがCLフリー会員なこともあり、町田さん以外のメンバーの演技はほぼ拝見したことがありませんでした。(「Why or Not?」で共演されていた八木さんくらいしかみたことなかったです。)たまたまTwitterで以下のツイートを拝見し、これは見なければならないと思った次第です。(謎の使命感)

 以降、「勇者のために鐘は鳴る」のネタバレがありますのでご承知おきください。

 ということで、1回視聴後、Twitterに載せた「勇者のために鐘は鳴る」の感想を紹介します。

 劇団EXILE9人のメンバーの良いところをガンガン出しながらも、舞台を見に来ている観客たちまで参加できるエンターテイメントになっていました。舞台ってこんなに楽しいんですね!中学や高校時代に能とか歌舞伎とかオペラとかを見たことはありましたが、観客を巻き込むような演出がほぼなく一方的なものが多かったので、舞台が新鮮でした。
(※能や歌舞伎やオペラを見たのは20年くらい前の話なので、最近のものとは異なる可能性があります)

 上の感想は特に情報収集をほとんどせずに書いた感想です。上演台本を担当されていた川本成さんの2020年2月25日のブログの記事「勇者のために鐘は鳴る」を見た後に謎がいろいろと解けましたので、是非御覧ください。

 本当は一人ひとりの感想を書きたかったですが、川本さんの感想で十分だと思いますので簡単に書きます。

町田さん(ナイト)と鈴木さん(JACK):2人は兄弟という設定ということもあり根っこのところは似たような印象でしたが、町田さん演じるナイトはロジックを、鈴木さん演じるJACKは感情を重視していて、それ故に喧嘩が多く、2年前の出来事で決別していたようですが、最後には元通りになって良かったです。キャラ設定はナイトもJACKもオーソドックスな騎士という印象でした。

SWAYさん(半蔵):インスタで上がっていた動画くらいしか見てなかったですが多彩な方で、それをこの場でも遺憾なく発揮している印象でした。歌・ラップ・ラップ詞作成・あとはロゴも作られたとか。結局半蔵はどこの国の人だったのかが気になります。

寛太さん(青春(アオハル)):ログアウトの様子が本当に可愛らしかったです。後、時々ナイトの彼女感を出すのは一体誰のアイディアだったのか気になります。川本さんのブログによると寛太さんは底抜けに明るく、口火を切ってほしいと思わせるものがあったそうで、なるほどと思いました。後あの……歌は演技なのかどうかもちょっと気になりました。

秋山さん(Y崎):ミュージカル経験者という話をちらっと聞いていたので来るかなと思っていましたが来ました、歌。しかもあずさ2号!まさかのSWAYさんとのデュエット!びっくりしました。見た目はサラリーマンチックで一番現実的な格好でした。

八木さん(うまなり):歌は歌えるわ、空は飛ぶわ、ヌンチャクのような武器を振り回すわで、動きのある役柄でした。しかし勝率8割ではなく負け率8割で、2択だと逆を選べばほとんど正解になるというのが面白い着眼点だと思いました。憎めない役柄でした。

小野塚さん(326(ミツロー)):喋り方はネオ渋谷系のチャラ男という私にはよくわからないものでした……辛うじてあげさげがわかるくらいなので、話している言葉に追いつくのがやっとでした。しかしおばあちゃんとおじいちゃん好きで、介護職を目指すいい子でした。個人的には小野塚さんの歌声を聞けたのが嬉しかったです。(多分最後白い衣装を着て歌ってましたよね……?)

小澤さん(バチバチ):中学生という設定であどけなさがあり、好きな子(千葉ちゃん)の名前を自分のアバターの名前に利用してしまう可愛らしさのあるキャラでした。シブザイルで一度見ていたブレイクダンスが二度見られたのも良かったです。歌声も素敵でした。

青柳さん(魔王):魔王はもう何でもありだな、と思いました(笑)。やたらと古い昭和の雰囲気の歌や技名が飛び出すと思いきや、アイドル好きという設定だったんですね。本当に笑いました。しかも歌が上手いです。川本さんのブログによると「タンクトップとホットパンツでアイドルみたいに登場したいです」との青柳さんの発言から魔王のあの登場シーンが生まれたようで、普段の青柳さんの様子から見て不思議と納得しました。

 全体的には、オンラインRPGのようなところを表しながらも、ファミコン時代のドラクエのような動きがあったり、実際のオンラインRPGではありえない腹筋の音ゲームやダイナミックなクレーンゲーム、観客全員参加型のボス撃破イベントなど舞台ならではの楽しみが多く、何故私は去年この舞台を見なかったのだろう、そういえばインフルエンザで死んでたなということを思いました。

 今年は劇団EXILEで舞台をやるのでしょうか。この作品も構想から実現するまでに2年かかっているようなので、2022年頃にまたあるのでしょうか。その時には東京まで舞台を見に行けるようになることを願っています。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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