見出し画像

ヒゲとコントラストの話

こんにちは。
森健太郎デザイン事務所の森です。

今回はとてもくだらない話ですので、心してお読みください。


私のヒゲについて

ヒゲとコントラストの話の前に、私のヒゲについて語る必要があります。

女性には分かりづらいかもしれませんが、ヒゲと言っても様々な生え方やタイプがあり、男性の中でもヒゲとどのように向き合うか、ヒゲについての価値観は三者三様です。

近年では男性のヒゲ脱毛などがメジャーになり安価で脱毛が出来ますが、私は黒々としたヒゲに憧れており、何度もヒゲに挑戦してはしっくり来ず結局剃っているというヒゲ挫折組です。


山崎まさよしさんのヒゲ。ヒゲのイメージはないですが、三人の侍のライブではヒゲでした。めちゃかっこいいです。


FooFightersのデイヴ・グロール先生。ヒゲからカッコいい。


レッチリのアンソニー・キーディス。くそかっこいいですよね。


神メッシ。ヒゲがあっても童顔に見えるのは不思議。


ジェームス・ハーデン。ヒゲと言えば彼ですわ。

ということで、ご覧いただいたような密度の高いヒゲに憧れているのです。

私の場合はヒゲが薄いわけではないのですが、広範囲に生えている割には毛穴の間隔が広く、ぎっしりとしたヒゲが生えません。1日くらいなら剃らなくても出勤できるレベルです。

そんなヒゲタイプの私は、お盆や正月などの連休の時にはとにかくヒゲを蓄えることに挑戦しているのです。


ヒゲで衰えを感じる

ヒゲというのは男性の特徴であり、象徴の一つです。
ヒゲに限らず、長年、毛と寄り添っている我々です。髪の毛やすね毛などからも体調や体質の変化を感じ取る事が出来ます。

ヒゲが伸びる速度は20代の頃から変わっていませんが、ヒゲの一本一本が細くなりボリュームダウンしています。

身体機能の衰えと共に食事の量も減り、分泌される男性ホルモンが減少しているなど、いろんな要因がヒゲのボリュームダウンに関わっているのではないでしょうか。


量は少ない、でもコントラストをつける

上記の通り、ぎっしりヒゲに憧れる私はこの夏季休暇中もヒゲ伸ばしをしておりました。

約1週間の休暇中、無精ヒゲだったのですが、5日目にヒゲをトリミングしてみました。あごの周りや唇の下の無駄ヒゲをそり落としてみたのです。

すると、ちょっと不思議な反応がありました。家族から「ヒゲが生えている」と言われたんです。

いやいや、ちょっと待ってよ。ずっと生えてたよ。生えたんじゃなくて剃ったんだよ。と思いましたが、無精ひげは全体に影を落とす程度の印象しかなかったものが、周りをトリミングしたことによって、口と顎のヒゲを認識されるようになったのです。

写真を編集する際にコントラストという項目を目にします。「強調」の意味だと思っていたのですが、「対比」や「対照」という意味らしいです。

つまり、何かを強調するには、別な何かと対比すると認識されやすいということなんですね。

ヒゲ以外にも強調したいものやアピールしたいものを何かと対比してみると物量は同じでも見え方が変わるかもしれません。


これよく見ますよね。実は長さが同じ棒。比較対象があるから強調されて見えるのか。
ヒゲ自体の濃さはなくても、トリミングでバランスを取ることで存在感が生まれる。


本当はこの濃さが欲しい。


ヒゲを伸ばして出勤

ヒゲコントラスト理論を習得した私は、本日ヒゲを伸ばした状態で出勤しております。

ヒゲを伸ばしている従業員はいないので、何かしら突っ込まれるかと思いきや、無反応。

「ヒゲだめじゃない?」も「ヒゲ似合ってんね」もない。もしかしてヒゲ無くてもあってもそんなに変わらないの?という不安にも似た複雑な感情が支配しています。

それにしても、ヒゲの話で1500字も文章が書ける自分の才能が怖い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?