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夏の猛暑とメダカの産卵

2023年の夏。史上最も暑い夏とも言われているそうです。我が家では遮光ネットや簾を使用して、暑さ対策を行っていました。お陰でメダカ自体は比較的元気に過ごせていたかと思います。ただ一つ大きな問題を抱えていましたが……。

「メダカが産卵しない」

今年の7月まではマリアージュ10匹のみしか飼育していませんでした。その後ヤフオクで何となーくポチポチするようになって、メダカ熱も一気に高まり、飼育している種類も増えてきました。なのでちょうど猛暑の最中にお迎えした魚ばかりと言うことになります。

暑い時期は産まない個体もいるから、涼しくなってくるのを待つかなぁ位の余裕を持っていましたが、9月も中頃になると少し焦ってきました。繁殖していない種類が多すぎて、このまま行くと滅びてしまうと言う懸念まで生じてきました。生き餌を積極的に使用したり、産卵を促す調整剤を使用したり、替えられる場合はペア組みをし直したり2ペアにしたりしましたが、新たに産卵する個体はいませんでした。

1匹でも増えたら⭕️増えていないのは❌

⭕️マリアージュKWF→約50匹増。3ペア
⭕️ブルームーン→10匹増。1ペア
⭕️竜章鳳姿→2匹増w。無精卵ばかり。1ペア
⭕️クラミツハ玄→8匹増。無精卵ばかり。1ペア
❌GOD→増えませんでした。無精卵少しあり。3ペア
❌和墨RLF→産みませんでした。1ペア
❌ミカユリ→産みませんでした。オス1メス2
❌緑煌RLF→産みませんでした。オス1メス2
⭕️花魁→増えましたが朱光菊と混ぜてしまい稚魚段階では判別できないので増加量不明。1ペア
⭕️朱光菊→増えましたが花魁と混ぜてしまい稚魚段階では判別できないので増加量不明。1ペア
❌宮桜→産みませんでした。1匹水温計に挟まれ死亡?の為MIX水槽へ。1ペア
⭕️和墨→約30匹増。2ペア
❌黑天幻龍→産みませんでした。1ペア
❌8ビート→産みませんでした。1ペア

GODやヒレ長系は産みにくいと言われていますが、この状況は非常によろしくありません。1ペアしかいない種類も多いので、来シーズンまでにどちらかが★になると繁殖できずに滅びます。

現在は10月中旬。少し前まであんなに暑かったのに今では朝の水温も15度程しか無く、餌喰いも落ちてきている感じで、このまま冬を迎えそうな状況です。

メダカは至って健康。(3週間で1匹くらいは落ちていますが、メダカ飼育ってそんなもんかと。)
それでも全然産卵しない2023年猛暑の夏でした。

【種親の育成環境】

容器
テトラ メダカ鉢40×40 約15リットル
鈴木製作所 角形タライフラット 約16リットル
ベアタンク スポンジフィルター使用。1ペアかトリオで飼育。産卵床は浮くもの沈むもの併用。休日に産卵確認。


基本的に朝と晩に1日2回。休日は一日4回。
粉餌はパラクリアとハイグロウを交互に。
生き餌はミジンコ、ブラインシュリンプ使用。

日照
暑さ対策の為、昼間は遮光率75%のネットと簾を併用。9月中旬位からは気温を見ながら、遮光ネットだけの日もあり。屋外なので恐らく日照時間は足りている。

水質
エアレ(スポンジフィルター)あり。基本的に1週間以内に一度は変えている。容器の色や置き場所でクリアウォーターとグリーンウォーターを分けている。PSBを毎日少量使用。途中から産卵を誘発する水質調整剤使用。

【敗因分析】

  • 猛暑で産まない。

  • ペアの相性が良く無い。

  • 環境が良く無い。

  • 産んだ側から食卵している。

  • 遮光ネットが風に吹かれて靡くのが、ストレスになって産まない。

  • 朝の餌やりタイムに僕がうろちょろするのがストレスになって産まない。

  • 飼い主からの産卵してくれくれの激しいプレッシャーがストレスになって産まない。

【来シーズンの対応】

  • 涼しく快適な夏になるよう神様にお願いする。

  • 1ペア飼育をやめて、2ペアで種親を組む。

  • こまめに産卵床を確認する。

  • 遮光ネットをあまり揺れないように固定する。

  • 朝の餌やりタイムにジロジロ観察しない。

  • メダカ達に「卵を産んで」とお願いしない。
    嫁姑問題での禁句「子供はまだできないの?」
    嫁(雌メダカ)にとって急かす発言はNGです。子どもは授かりもの。タイミングは夫婦(メダカ)の問題であり、周囲が口をはさむことではありません。

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