弱ったメダカを救いたい2
体型が細くなっている。
泳ぎ方がおかしい。
餌喰いが悪い。餌を吐き出す。
底の方でじっとしている。
(低水温時やシャイなメダカを除く)水面で口をパクパクさせている。
体色が薄くなる
フンの状態が悪い 等等
メダカの不調のサインは色々とある様に思います。弱っているなら塩浴する事で自然治癒する可能性もありますし、自然治癒しないような病気ならば薬浴させる事で回復する事もあります。不調のサインを見逃さず、早期発見し対応出来れば、弱ったメダカの生存率は上がります。と書くと簡単な感じがしますが、実際にはそうならないケースも往々にしてあるものです。
不調のサインを見つけるにはまず観察する事が必要です。大抵は給餌の際に観察して発見する事が多いかと思います。ただ警戒心が強いメダカの場合だと隠れてしまったり、給餌をしても人の気配があると近づいてこないで、人が居なくなってから食べに来るので観察の機会が乏しく、不調の発見が遅れてしまう事があります。
このメダカは見るからに痩せ細っていますね。泳ぎも頭をフラフラさせながら力無く泳いでいる。さらに餌も食べる力がありません。発見が遅れた理由は底面フィルターのスノコの下に入り込んでいたから。屋外で一つだけ実験的に底面フィルターにしてミナミヌマエビと混泳させているタライがありました。パイプユニットにはテトラのソーラーブリードポンプから空気を送っていたので、エア供給がない時間帯もあり、パイプを通ってスノコの下に潜り込んでしまったようです。冬支度のリセット作業で生体をバケツに移して、ソイルとフィルターを退けた際に発見しました。ソイルの下にいた為、当然まともに餌も食べていなかったのでしょう。ガリガリに痩せ細っていました。
恐らくこのメダカはもう助からない段階まで来ているとすぐに感じました。でもまだ生きている。弱ったメダカを救いたい。
とりあえず屋外から室内へ移動しました。塩浴を開始。ただし急な環境変化は負担になるので、時間をかけてチマチマと塩の固まりを入れていきました。そして少しでも何か口にできる様にゾウリムシを投入。(ゾウリムシはアンモニアが気になるので、コーヒーフィルターで濾して新しい水に移してから使用しています。)
結果、3日後に死にました。
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