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高縄ブラック

地元の道の駅で子供達にねだられて購入したメダカ。初めて飼育したメダカでとても思い入れはありますが、現在は家には1匹も残っていないので写真はありません。小1の次男が描いてくれました。

高縄ブラックはキャンディボトルに入って3匹セットで売られていました。魚の飼育に関して全く知識がなかったので、そのままで飼えると思っていましたが、店員さんに尋ねると水槽に入れた方が良いとの事。そのままホームセンターに行って水槽とフィルターのセットを購入し室内での飼育開始。3匹の内1匹はフィルターの隙間に挟まって直ぐに亡くなってしまいました。内部フィルターから外掛けフィルターに変えました。残りの2匹は元気に生きていました。ある日お腹に卵を抱えているのを発見。すぐさまネットで産卵について情報収集し、繁殖させ増やしていきました。メダカの卵をコロコロして付着糸をとる様は、家族からは異様に見えていた事でしょう。何にせよ増えていくメダカが嬉しく楽しくて、飼育継続が困難になるほど増やしすぎていました……。飼育容器も飼育スペースも飼育時間も当時は不足していたので、ある程度育てた稚魚は周りの方々にお裾分けしました。100匹以上いたメダカは針子の十数匹を残していなくなりました。

針子は来年の繁殖用に手元で育てていました。その当時は最初にフィルターに挟まって死なせてしまったメダカ以外に、針子を合わせても片手で数えるくらいしか亡くなっておらず、「自分はメダカ飼育上手い」と勘違いしていた位です。因みにメダカ飼育歴3年目の現在はどんなもんかと言うと、針子も成魚も2,3週間に1匹くらいの頻度でポツポツ天国へ旅立っているので、ただ単にこのメダカが強かっただけの可能性も否めないです。

そんな針子たちですが、遮光を忘れて仕事に行ってしまい、帰宅後に確認すると水温30度オーバー。因みにすでに10月に入っていました。寒暖差のある秋の夜でこの水温なので、日中はかなり高かったかと思います。確認すると、死んでいる子はいませんでしたが、この日を境に数日後からポツポツと落ちていき全滅。残っていた種親の内メスは越冬中に底に沈んでおり、繁殖不能となりました。

高縄ブラックにはメダカ飼育の楽しみ、喜び、悲しみ、難しさ等色々と教えて頂きました。ありがとうございます。

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