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防虫対策の話
※メダカの話はありません。カメムシの話です。
夜はベランダに灯りをつけて、せっせとメダ活を楽しんでいます。でも最近頭を悩まされている事があります。それがカメムシがやってくる問題です。
我が家はマンションの中層なので、蚊はほとんど存在しません。虫の中でも蚊やハエなど、飛行する虫が自力で到達できるのは10m程度と言われているそうです。だから特に虫除けなどしなくても、メダ活中に蚊に刺されることはありません。でも何故かカメムシはよくやって来ます。
カメムシは4月に繁殖期を迎え、産卵期は5月から8月です。卵は1週間〜2週間程度で孵化した後、カメムシの幼虫は何度か脱皮を繰り返し、1ヶ月程度かけて成虫に成長するんだそうです。なので今いる成虫は越冬した個体達になるのでしょう。カメムシは寒さに弱い虫ですが、今年は暖冬の影響で越冬できた個体が多いのかと思われます。特に昨年の秋は全国的に大量発生していたみたいなので、その分生存している個体も多いのでしょう。
不思議なのは大量発生していたとされる昨年秋には我が家にカメムシはほとんどいなかったのに、最近になって沢山見かけるのは何故でしょうか?
何はともあれ、カメムシが集まってくるのは不快でしかないので、対処しなくてはなりません。そこでネットで対策を調べて実践してみました。
対策①
《照明をLEDに換えるとカメムシが寄ってこない。》
→室内照明も外の照明もオールLEDですが、カメムシは余裕で寄ってきます。
対策②
《ハッカの匂いがするとカメムシが寄ってこない。》
→ハッカの匂いでリラックスできるけど、カメムシは容赦なく寄ってきます
因みにハッカの忌避剤は、ジェルボールタイプのものを4つ。網戸に貼るタイプを2つ。ぶら下げるタイプを網戸の近くに1つ。網戸全体にハッカ油スプレーを使用しています。これだけやっても効果を感じない。もしかしたら何もしていないと100匹くるのが20匹に減っている可能性はあるのかもしれません。
試していないもの
《焼肉のタレを7500倍に薄めて散布するとカメムシが寄ってこない》
→現代農業という月刊誌に書かれていたそうですが、どの焼肉のタレか明記されていないようです。
《消石灰を撒くとカメムシが寄ってこない》
→水質に影響が出そうなので試せない。
《木酢液の匂いでカメムシが寄ってこない》
→水と木酢液を1:1で薄めたものを容器に入れて置いておくと忌避剤になるらしいです。でも個人的に木酢液の匂いがカメムシの匂いと同じ位好きではないので、試していません。
多い時には一つの容器に4、5匹泳いでいたり。網戸にも張り付いていることも多く、ベランダへの出入りに細心の注意を払わないと、室内に入り込んでしまう可能性もあります。極めつけは容器のフチで交尾していたこともありました。モウ コレイジョウ フヤサナイデ クダサイ。
殺虫剤はメダカやエビが死ぬ可能性があるので使用厳禁。凍らすタイプのものなら生体に影響はないけれど、こちらも使用はしていません。そもそもカメムシ達は灯りをつけているから寄ってくるんであって、こちら側にその原因があります。なので本能で寄ってきてしまうカメムシを次々と始末するのは如何なものかと思ってしまうんですよ。人に例えるなら、お腹が減ったので飲食店に入ったら殺される感じですかね?
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とりあえず今の所は逃がすやり方で対処できる段階なので、見つける度にタモで掬って、全力で外に向かってぶん投げています。繰り返し繰り返し夜空に向かってタモを振るう毎日です。
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