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狭いスペースでの針子の育て方

メダカは親が子を食べる事があるので、それぞれを別の容器で育てます。また針子の間は成長差がかなり見られる時期で、大きい魚が小さい魚を食べてしまう可能性もあります。なので成長段階にあわせて分別する必要が出てきます。

僕はベランダという限られたスペースでメダカ飼育をしています。針子用にいくつも容器を用意する事は難しいので大きめの容器(と言っても40ℓ弱)に隔離ネットを使用して分けるようにしています。

3品種を同じ容器で分けて使用しています。

メダカを分けて飼育する際に役に立つのが「わけぷか」や「隔離ネット」などの飼育アイテムです。

「わけぷか」はこの手の商品ではスペースが多く取れて作りもしっかりしています。持ち上げても水が残る作りなので、移動の時も便利です。デメリットとしては浮かべて使用する際にフロート部の設置場所の都合で、メッシュの部分が水面より下になる為油膜が発生しやすくなります。メッシュ部分が水面より上になるように使用すると(水量を減らして浮かべないで使用すると)油膜は解消されます。それと値段が高いのでコスパは良くありません。

「隔離ネット」はケースのスペースが狭く、本来なら金具で水槽に引っ掛けて商品するものなので、そのままでは十分に浮きません。水面ギリギリを漂う為、ケース上部の溝に針子が入り込んだり、場合によっては外に出る可能性もあります。ただ、行きつけのペットショップで400円代で格安販売されていたので、まとめ買いしてしまいました。(チャーム価格では730円でした)ネットを張るタイプのケースなので通水性に優れでいるので油膜はできにくいです。(元の大きい容器に油膜が出ていない事が前提です)
浮かべて使用する場合は加工が必要になりますのでタイパは悪いですが、「わけぷか」1つの値段で3.5個くらいは作れるのでコスパは良いです。

メダカ隔離ネットのわけぷか加工

ケースが浮くようにしないと上部のネットの隙間や溝に針子が入ってしまいます。また今回使用したバックアップ材は水につけると滑りがあったので、お湯の中でスポンジで擦って滑りを落としてから使用しています。

コトブキ工芸さんのメダカ隔離ネットと似たようなもので、gexさんのメダカ元気 育成ネット 角型という商品があります。こちらはチャーム価格で422円なので、コトブキ工芸さんのものよりコスパが良いと思います。使用感はわかりませんが、サイズもほとんど同じなので40ℓのトロ船に8個入れるといい感じで収まると思います。

こんな感じで針子の間はまとめて育てて、だいたい1センチを超えてきたら次の稚魚容器へと移動しています。

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