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ブラジル南部 リオグランデドスル州の大洪水への支援が日本国内からも可能に。

 この10か月で3度目のブラジル南部リオグランデドスル州の大洪水が今回始まったのは4月29日。よって来週の月曜日で2週間になる。
 週末には、被害を受けた全範囲で雨が一時止み、晴れ間も出、救援活動なども市民が力を合わせて行ってはいるものの、被害は広範に及び、医薬品なども不足する中、破傷風、ネズミの尿を介して罹患するレピトスピラ症などの発生がいつ起こってもおかしくない中、汚水に接することが原因で皮膚病にかかっている者も多い。断水が続いている地域は数知れない。
 衛生状態が極めて悪い状況の中、同州南部から進んでいる低気圧の接近により、今日になって一旦多少は下がった州都ポルトアレグレ市が面するグアイバ湖の水位が再度上がってきてしまっている。(同州内陸部の溢れかえった洪水が集中してグアイバ湖に流れ込んきていて、当初は安全かと思われたポルトアレグレ市内の住民にも避難勧告が今週に入って順次でている。)

今回の豪雨開始から1週間たった今朝の段階で、州内総死者数は107名、消息不明者は136名。が、数は刻々と増えている。
一方で、惨状の度合いに比べて、数値自体が現段階でまだ低いという印象を受けるのは、同州の497の総自治体数の
80%近くのそれらが被害を受けているものの、全域が破壊され尽くした自治体へのアクセスも国道の遮断などにより困難を極めているが上に、数知れない遺体が泥の中に放置され続けざるを得ない状況が続いているゆえであると独立系メディアや市民がSNSを通じて報じている。
泥水を彷徨う遺体を、市民救援隊が見つけ 遺族が見つけやすいようにと、 電柱やまだ辛うじてその場に残されている木々などにロープなどで結びつけているという情報も目にした。
水が溢れかえる中に子供が取り残された場を市民救援隊が通りががったところ、数人をボートに乗せてほしいと頼まれ、気づくとその中には既に息を引き取っていた子供もいたなどという報告もあがっている。
救命ボート上から父親が子供に、流れてくる人形を引き上げてほしいと頼まれ、手を伸ばしたところ、乳児の遺体であったという報告もあった。

Nasaが公開した上空からの映像が公開された。

そんな中、やっと日本でも義援金が募られ始めている。

ネイマールも。

同州出身者であるモデルのジゼル ブンチェンも。

Jリーグ ジュビロ磐田で過去に活躍したブラジル代表元サッカー選手のドゥンガも同州民として支援中。

F1レーサー 故アイルトンセナの元妻も同州出身者として義援金を募っている。

https://t.co/fMmcOCUu19

ロナウジーニョ も同州出身者。
同様に義援金を募っている。

https://t.co/fMmcOCUu19


サッカーチーム グレミオとインテルナショナルも。

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