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家屋被害数とラジオ局


ブラジルの独立系メディア Revista Oesteが自治体連合(Confederação Nacional de Municípios/ CNM)の推計を
先ほど報じた。
現段階で同国南部リオグランデドスル州の大洪水ゆえ倒壊または破損した家屋数は10万戸以上にのぼる。
州内の497の総自治体中、447の自治体が何らかの被害を受けている。

現段階であがっている死者総数は143。
行方不明者数は815名、怪我人は806名。
被害者総数は200万人以上にのぼる。
同州の総人口は1150万人。

被害総額は84億レアル(今のレートで252億円程度)にのぼり、半額は家屋倒壊と破損によるものだと推計されている。

全ての数値は今後更に増えるはずで、昨日もポルトアレグレ市近郊の6つの自治体に浸水避難勧告がだされ、住民が退避を余儀なくされている。
内陸部で雨が強まり、非常に強い寒気も入りつつある。

https://www.instagram.com/reel/C655g0BLt4E/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

上記URLは、被害地において、帝王切開を受けるべく妊婦さんが
消防隊員によって被害を免れた線路を利用して病院へ運びこまれる様子。

24時間生放送で同州都から176キロ北西に離れ、やはり多大なる被害を受けたラジェアドス/Lajeados市発のラジオ放送局のURLを紹介しておく。
サイトから生放送も聴くことが可能。
市民、州民の目線にたった内容の報道を、天気予報や洪水を解明すべく専門家のインタビューなどを織り交ぜながら丁寧におこなっていると感じる。
ポルトガル語が理解できる方にとっては貴重な生の情報だと思う。

https://independente.com.br

同時動画発信もしているので、生放送で現地の様子を時折確認できる。

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