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夏休み 『Soft Territory かかわりのあわい』

私の夏休みは、土日祝日。
有給を取ればいいのだけれど、もうすぐワクチン接種を控えていて、熱が出て仕事に支障が出そうな時ように残しておきたかった。
なので、祝日。夏休みを満喫するために県内で何かと思って、友達を誘って滋賀県立美術館に行くことに。

滋賀県立近代美術館が工事中にやっていた、高島のアートスポットプロジェクトで出会った、井上唯さんの作品が大好きで、どうしても観に行きたくて、さらには友達にも観て欲しくて誘ったのだった。

それから今回のポスターにもなっている写真がとっても気になった。
赤ちゃんの肌と真珠だと思うんだけど、、、と思いながら、赤ちゃんと真珠には同じような柔らかさを感じるので、これを撮影した人はきっと素敵な人だろうと勝手に思いながら向かった。

実際に滋賀県立美術館のつくりはとってもゆったりとしていて、とても素敵だった。
リニューアル前にどのような状態だったのか私は実は存じ上げないのだけれど、きっとリニューアル後はくつろげるとっても良い空間に生まれ変わったのだろう。

常設展を回った後で、今回の目的
『Soft  Territory かかわりのあわい』

入ったそこから素敵な空間で、アートスポットプロジェクト全部行っておくんだった。
なんでちゃんと調べておかなかったんだろうと少しの後悔。

丸太の裏からインクを吸わせて作品にしている藤永さんの作品も高島以来だった。何度見てもどうしてそんなことを思いついたんだろうと驚かされる。
この藤永さんの作品を高島で丁寧に説明してくれたのが、滋賀県立美術館の学芸員の男性の方で、その方のすごく素敵なんです!良くてみください!という熱の入り方が素敵だった。
確かその時の作品はニワトリが浮き出ていたんだったと思う。
確かにその作品も素敵だった。今回の展示ではとってもはっきりと何かわかる作品が多かった。

井上唯さんの作品は一番最後のギャラリーだった。
ちょっと前に近江八幡の瓦ミュージアムでデュエットという情報誌に釣り用の網を殺菌したという説明が載っていたな、これのことか!と感動した。
(ちなみにその文章を書かれたのも、その学芸員さんだったはず)

作品の虜になるとともに、すっかりこの学芸員さんの芸術を広めたい心とか、文章の力の虜にもなっていた。

とっても良い夏休みを過ごすことができた。

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