松井克明

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紀要投稿「映画監督・相米慎二の描いた『地方』」

ここ2年の北海道取材を「八戸学院大学紀要第61号」に 「映画監督・相米慎二の描いた『地方』」として投稿しました。 https://hachinohe-hachitan.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1253&item_no=1&page_id=45&block_id=102 取材にご協力いただきましたみなさま、ありが

    • 北海道釧路市で今はなき相米慎二監督の描いた絵画を発見!

      『セーラー服と機関銃』(1981年)、『台風クラブ』(1985年)、『お引越し』(1993年)などのヒット作を世に発表し続けた映画監督・相米慎二(1948-2001)は学生時代を北海道釧路で過ごしている。  まずは相米監督作品で助監督をつとめた榎戸監督のコメントから。  座談会 「生きている時から懐かしい奴」よりhttp://www.siff.jp/talk/2004talk/2002talk_soumai.html 「6歳の時に、釧路のちょっと奥なんですが、湿地帯の中にあ

      • 1965年の相米慎二 青森県田子町相米をたずねて①

         『セーラー服と機関銃』(1981年)、『台風クラブ』(1985年)、『お引越し』(1993年)などのヒット作を世に発表し続けた映画監督・相米慎二(1948-2001)。53歳で世を去った、岩手県盛岡市生まれの相米監督は地方の視点を常に持ち続けていた。  青森県大間町、北海道増毛町を舞台にした『魚影の群れ』(1983年)、北海道札幌市の豊平川を舞台にした『雪の断章 ー情熱ー』(1985年)、北海道から上京してきた大男が主人公の『光る女』(1987年)、北海道を主人公が旅する

      紀要投稿「映画監督・相米慎二の描いた『地方』」