見出し画像

Mastodonを始めた人に贈る使い方と歩き方

こんにちは!オタク・マニア向けMastodonサーバー「おたどん(otadon.com)」を運営しているもりかぷと申します。
最近は某青い鳥の背景もあって、多くの方がMastodonなども始められたと思います。

今回は、Mastodonで出てくる用語や簡単な使い方など、このページを見れば大体どうにかなる!というのを目的に書きたいと思います。

用語の話

色々な方がよく話されるであろう語句を並べたいと思います。

LTL : Local Time Line(ローカルタイムライン/ローカル)
そのサーバーに所属するユーザによる公開投稿のタイムラインです。

FTL : Federated Time Line (連合タイムライン/連合)
色々なサーバーのユーザによる公開投稿のタイムラインです。
※全てのユーザの投稿が流れているわけではありません。

HTL : Home Time Line (ホームタイムライン/ホーム)
フォローしているユーザの(だいたい)時系列のタイムライン

BT : ブースト
Twitterでいうリツイート。

公開タイムライン
FTL(ローカルタイムライン)、HTL(連合タイムライン)のこと

CW : Contents Warning
投稿を見せる前に、指定した文章を出すことができる機能

ドメイン
サーバーのURLみたいなもの
https://otadon.com/ だったら otadon.comがドメイン)

公開範囲の話

Mastodonでは便利で投稿ごとに、投稿を読むことができるユーザを選択することができます!

公開
誰でも見ることができるようにする

未収載
誰でも見れるが、ローカル・連合といった公開タイムラインやハッシュタグのタイムラインには流れない(フォロワーのホームタイムライン、プロフィールページを開くことで見れる)
ただし、ブーストできる。検索よけや壁打ちなどに便利。

フォロワーのみ
自身のフォロワーのみ見れるようにする。(もちろん公開タイムラインには流れない)

指定した相手のみ
実質Twitterでいうダイレクトメッセージ。リプライのように@<ユーザ名>@<ドメイン名>で相手を指定する。
※Mastodonのダイレクトメッセージでは機密情報などを送らないようにしましょう。

公開範囲はここで選べる

投稿を見せる前にワンステップ置く方法

一部の投稿や画像を見せる前に何か伝えたいとき、サーバーのルールによって定められている投稿をするときはCWや閲覧注意を活用します。

投稿画面に「CW」というアイコンがあるので選択します。
すると枠が二つ現れるので、上に「投稿を展開する前の文章」、下に「展開後の文章」を入力します。

画像の場合、以下の投稿になります。

開く前
開いた後

画像・動画の場合は「メディアを閲覧注意にする」にチェックを入れればOKです。

Twitterでいう鍵アカウントに設定する方法

ユーザ設定を開き、「プロフィール」→「外観」を選択する。
「承認制アカウントにする」にチェックを入れて、右上の「変更を保存」を押す

続いて、「ユーザ設定」→「その他」から「デフォルトの投稿設定」にある「投稿の公開範囲」を「フォロワー限定 - フォロワーにのみ表示されます」を選択して右上の「変更を保存」を押す。

これでフォローリクエスト方式にしつつ、投稿の公開設定を誤るミスが減りいます。

Mastodonにおける検索機能の話

Mastodonは色々なサーバーがあるため、一つのサーバーにMastodonで投稿されたもの全てが保存されているわけではありません。
そのため、Mastodonで他の人の投稿は検索することができません。
正確には自分の投稿と反応した投稿だけ検索できます。

そもそも投稿の検索機能を有効にしていないサーバーもあります。

全ての投稿に対し全文検索を実装しようとするとかなりのコスト(お金的にもマシンパワー的にも)がかかるので現状Mastodonでは他の人の投稿を検索できないのです...

じゃあ何に使うの?と思うのですが、ハッシュタグやユーザなどの簡易検索に使います。ただ、前述の通り、所属しているサーバーに全てのデータが保存されているわけでは無いので、飾りと思っていてもいいと思います。

公開タイムラインの歩き方

用語の話の繰り返しにはなってしまうのですが、Mastodonにはローカルタイムライン(通称、LTL)と連合タイムライン(FTL)という公開タイムラインがあります。

Twitterと同じように、アカウントを作成した直後は誰もフォローしていないためホームタイムラインには何も表示されません。
そこで、サーバー内のユーザを探したり、話題を探すのに便利なのが公開タイムラインです。

連合タイムライン(FTL)は色々なサーバーのユーザがいるため、分散SNSにこんなのが流れているんだ〜ぐらいで大丈夫です。

ではローカルタイムライン(LTL)は?と思いますが、これはアカウント作成当初はかなり便利です。
サーバーの雰囲気を知ったり、フォローしていなくても同じサーバー内のユーザの投稿が流れてくるので、話している話題に乗ってみたり、同じ趣味のを人を探したりできます。

ローカルタイムラインで会話するサーバーもあれば、色々と流れているサーバーもあります。
ちなみに、おたどんでは色々な話題があって発散したり、同じ話題を話したりと、皆さん好きに投稿しています。
(ローカルタイムラインで話さないといけない、というのは無いので気にせずどんどん投稿してみましょう。)

面白い人や趣味が合う人がいればフォローしてみましょう。
どんな人がいるのかな〜と公開タイムラインを覗きに行ってはフォローしてみたりして、自分だけのホームタイムラインを作ってみましょう。

という感じで結構雑に書こうと思っていたのですが、2000文字を超えてしまいました。
その他、色々な機能があるので、随時アップデート中ではありますが、もしよろしければ「おたどんヘルプセンター」もご確認ください。

とりあえず雑に触ってみましょう!
よくわからない・○○したいなどあれば、自分に聞いても大丈夫ですし、公開投稿でローカルタイムラインにいる人に聞いてみるのもおすすめです。

それでは、良い分散SNSライフを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?