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SUSONO 4月 働く

4月20日、糸井重里さんと佐々木俊尚さんの対談イベントに行ってきた。

「働く」がテーマ。
糸井さんと佐々木さんが、どう考えてどう生きてきたのかという内容で、どんな職業の人にも響く内容だったのではないだろうか。

印象に残った言葉はたくさんあり、選ぶのが難しいが、その中のいくつかを自分に当てはめて考えてみた。

一緒に探しに行ける人と仕事がしたい。(糸井さん)

自分の知識を話し続ける人ではなくて、一緒に答えを探せる人と仕事をしたいというお話。

私も実感として「このやり方は正しいから従って下さい。」と言われても、やる気は出ないし、結果もついてこないと思っている。
よりよい結果を出すために、お互いに何ができるか、それを一緒に探して、相手も頑張っているから私も頑張ろうと思えると、結果にもつながる。

みんな強みを持っているから、きちんと検証したほうがいい。(佐々木さん)

仕事として使える強みは、周りに比べて優れていることだから、1人で考えていても見つからない。同じ集団に居続けても、なかなか見つからない。そして、強みなんてないと思ってしまう。
どちらかといえば、私もそういうタイプだった。

最近やっと「強みを持っている人」と「強みを持っていない人」が存在するのではないと思えてきた。だから、自分の強みも探していきたいし、周りの人のいいところも伝えていきたいと思う。

普通でありたいといつも思っている。(糸井さん)

私がすごいと思う方の共通点は、人として「普通」だと感じる部分があること。
このことをツイートしたところ、糸井さんは普通じゃないというコメントをいくつかお見かけした。
確かに、有名人だし、誰でもできる仕事をしている訳ではないし…。
普通じゃない理由はたくさんあるけど、別世界の人とまで思わせない何かがある。

全く同じ暮らしをしているわけではないけれど、同じ目線や興味など、何からの「同じ」を1つでも見つけられたとき、雲の上の人に対して「普通」を感じて嬉しくなる。
そういうことではないかと思う。

今回のイベントでは、心に留めておきたい言葉を多くいただいた。
自分を支えてくれる言葉が増えていくことは、私にとって大きなこと。

立ち止まってしまったとき、迷ってしまったとき、糸井さんと佐々木さんの言葉を思い出すことがあるだろう。
それはきっと、理想の生き方へ近づくことを助けてくれると思っている。

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