SUSONO 3月 装う

3月1日、SUSONO対談イベントに行ってきた。
テーマは「装う」で、野宮真貴さんと佐々木俊尚さんの対談。

野宮真貴さんはどう見てもおしゃれで美しい。髪もきれいで天使の輪が！
ファッション好きな人が集まるイベントとしての単独開催だったら、参加するのをためらっていたと思う。いつもは参加しない内容のイベントにも行ってみようと思えるのがSUSONOの本当にいいところ。

自分に似合うファッションを知ることが大切だというお話が印象的だった。もしワンピースが似合うなら色違いで揃えればいいし、スカートが似合わないなら無理に着なくてもいい。
もし自分で見つけることができなければ、プロに見てもらうといいと思うとのこと。

タレントさんが仕事用にスタイリストが選んでくれた服の中から気に入ったものを買い取るということを時々聞くが、これが理想だと思う。その人の魅力が表現できる服を選んでくれていると思うから。
一般人がショップ店員に選んでもらう場合、流行りや今売りたいという要素が大きくなってしまうのではと思う。そして、売る側として「あなたには似合わない。」とは言いにくいはず。

個人で骨格診断やカラー診断をされている人に見てもらうという方法が私の知る方法で最善かな。

似合うとはどういうことか考えてみた。なりたい自分のイメージを実現するための服よりも、今の自分のよいところを表現するための服を選ぶ。それが今のところの結論。

私の場合、どういう服を着たいかという「好み」も自分の中で整理しなくてはならない。素敵だなと思うファッションを見ると自分の好みが揺らいでしまうから。

ワークショップではお気に入りのファッションアイテムについて話し合った。
そこで私が紹介した靴製造nakamuraさん。デザインや履き心地だけでなく、いつでも製造元で修理してもらえる安心感や経営されている中村さんご夫妻の人柄も好きで愛用している。

こうなりたいと思える方にお会いすることは、自分の方向性を考えるためにとても大切だと思う。「オバサン」ではなく「大人の女性」になれるように、美しく歳を重ねている先輩にたくさん会っていきたい。