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(詩)〜 出口のない迷路 〜【病むと思考回路が堂々巡りになり、それはまるで、出口のない迷路の様だと思い、過去に綴ったものですが、駄作だな。と自分でも思います。】

気がつけば、巨大な迷路の真ん中にいた。
どちらから来たのか、どこへ向かえば良いのか
判らない。

行けども、行けども壁だ。
さっきも通った気がする。
いや、違う道だろうか。
果てしない迷路。

色んな人が通っている。
壁に阻まれながら。

ある人は標識を見つけ、私の横をすぃ〜と
通り抜ける。
ある人は慎重に壁に沿って、歩いている。
ある人は諦め、座り込んでいる。

迷路の中に居る私には、その迷路の大きさが
判らない。
もしかしたら、小さいのかもしれない。
でも、いつまで経っても出口は見えてこない。
果てしない迷路。

必死で歩く。頑張ってみる。疲れる。

何処まで行けば、出口にたどり着けるのだろう。
果たして、出口はあるのだろうか。
永遠にこの迷路を彷徨う気がする。

出口が無いのならば、探すだけ無駄だと思う。
標識が見つからない。
道を教えてくれと、何度も大声を張り上げる。
誰も教えてくれない。

必死で歩く。頑張ってみる。疲れる。

複雑に入り組んだ、道。道。道。
何処まで行っても道があり、壁がある。
果てしない迷路。


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