会場のラブドールの性格

会場にラブドールを会場に置いて10日が立とうとしている。


設営中の様子


毎日ラブドールと同じ空間にいて、
髪の毛をケアしたり、丁重に毎日接するうちに自分の中で勝手に性格を考えるようになった。

私なりに2人を紹介してみる。


ドールA

常にメガネをかけたいという願望があるが、視力がとてもよく、視力の良さを若干恨んでいる。「目が悪いからかけるメガネ」というメガネ本来のあり方に憧れている。

あつまれどうぶつの森をやりたいと思っているが、時間の問題からできずにいる。
あつまれどうぶつの森にこだわっている訳ではないが、ゲーム機を持ったことがない為ゲームそのものに憧れを抱いている。
LINEの返事をする際に「うん」だと相手に冷たい印象を与えそうなので「うん!」「うんっ」などの+‪αを付ける癖があったりと、相手に気付いて貰えない気の遣い方をする。

基本的に大人しくゲラゲラと笑ったりしないものの、あまり何を考えているか本質的な部分が分からずフワフワとした印象を周りに与えがち。親しい人には心を開くものの自分の悩みは話したりせず、フラリとどこかに消えたりいなくなったりもする。
0か100かの極端な選択をすることがある。

幼い頃ちょうちょを飼ったことがあるが、カゴの中であっさり死んでしまったことをトラウマ体験として持っており「命が好きだけど怖い」という繊細な思考を持っている。

犬を飼ってみたいと思っているものの現実主義故の思考からなかなか手を出せずいる。
人が好きだがコミュニケーションが苦手な時がある。


ドールB

夏フェスに行ってみたいと思っている。
iPhone13を使っている為ケーブルがライトニングタイプであり、本人はタイプCのケーブルにやたら憧れている。

「そうなん?」が口癖、好きな食べ物は笹団子。カラオケに行くとメンバーを見て曲を決めるというかなり空気を読む1面あり。
髪の毛を染めてみたものの、結局元々の茶色に戻したくなっている。

可愛がられる為に産まれてきたような愛嬌と謎に高すぎるスルースキルを持ち、それなりに上手く社会を生きるタイプ。
地頭の回転が早く、4人姉妹の長女。A型。
MBTI診断を過信している人とは少し距離を置くようにしており、自分をカテゴライズされることを極端に嫌う。しかし心の憶測では自分がENFPであることに対して結構嬉しいと思っており、誰よりも自分をカテゴライズしていることに当人は気付かないフリをしている。

「へぇ」という相槌を打つ時は全く話を聞いていない傾向にあるものの、真顔でじっと話を聞いている時はものすごい集中力で相手の話を聞いている。

昆虫や爬虫類が好きで、飼う覚悟はないもののトカゲのキーホルダーを集めたりしている。
コミュニケーションがすごく上手い。同性のアイドルを応援することも好き。

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以上です。
自分自身の本来の姿と、なりたかった姿の両方を無意識にこの子達の設定に組み込んでいることがいることにゾッとしています。

ラブドールには「温度のない温もり」があるとどこかで書いたような書いてないような気がするけれど、こうして自身を投影し愛でる行為は自分の心を守っている行為でもあって、人間には決してできないラブドールならではのコミュニケーションなのかもしれない。
ただしラブドールとのコミュニケーションではなく、自分自身とのコミュニケーションなのだと感じる。

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