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◤書籍◢ 「ミニマム」に、「シンプル」に。[#20]

今日は休日。
休日は寝具の洗濯デーとお掃除デー。

ひとり暮らしにしては広いお部屋と、少ない家具。
掃除の範囲は広いけれど、家具をどかさなくていいからすぐに終わる。

綺麗になったお部屋を眺めながら、ミニマリストのルーツを振り返っていた。

わたしが「ミニマリスト」という言葉と出逢ったのは、有名な佐々木典士(ささき ふみお)さんの著書。

その少し前、わたしは「シンプル」ということばを知ることになる。
正確には、「シンプルに暮らす」という意味だ。

Instagramで、とてもスッキリした家に暮らし、どの道具も愛でておられる方の投稿に惹かれた。
その方が紹介されていたのが、この書籍。

著者の桝野俊明さんは、僧侶であり、作庭家。禅の教えから、うまくいく生き方・考え方のコツを説いてくださっている。

学生の頃から「この世はなんて生きにくいんだ」と思っていた。
しかし、この書籍を読んで、「こんな風に生きていいんだ。考えていいんだ!」「こんな考え方があるんだ!」と目から鱗だった。そして安心した。
わたしが自分自身の思考と行動にかけていた制限や思い込みを知ることができ、ネガティブ思考の塊だったわたしを救ってくれたと言っても過言ではない。

この書籍を読んでから一時期は桝野さんの本を読み漁った、それほどにインパクトが強い作品だった。

そしてもう一冊、わたしに影響を与えた書籍。

『non-no』読者だった私の憧れ、“もりきみ”こと森貴美子さん。
その屈託のない笑顔は、無条件で見ているこちら側も笑顔にしてしまう、すごいパワーを持っている。
もりきみちゃんの行動力、考え方、仕事に対する姿勢が好きで、そんな彼女の暮らし方にも衝撃を受けた。
芸能人だからこそ出来る生活もあると思うが、彼女の生活や考え方は、いい意味で庶民的ですぐに取り入れられそうなものばかりだった。

「シンプルに暮らす」。
ただ「自分の生きたい生き方」をする。そこに世間や他人の言葉は要らない。
これは、決して“自己中で”“我儘に”暮らすということではない。
わたしたちは、思っている以上に周りに振り回されて暮らしている、生きている。自分の心をどこかに置いてけぼりにしている。
そして、「他人」を生きているから、「他人」の分だけモノも増える。
「自分」で抱えるには多すぎるほどに。

自分の心に従順に。
「自分」を生きよう。

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