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幸せなマネージメント

課題・問題・リスクでプロジェクトマネージメント領域の話を書いたので、マネージメントについて、ちょっと書いてみようかと。

マネージャーは偉い人なのかなと思ってるかもしれないけど、それは20世紀の話。21世紀のマネージメントには、サーバント・リーダーシップがオススメ。

マネージメントの話とリーダーシップの話は本来的には学術分野も異なる全くの別物。
それを一緒くたにして語るのもな…とも思うけど、突き詰めていくと交わる部分も出てきちゃうので許してください。

サーバント・リーダーシップ

サーバント・リーダーの何が良いかというと、
社会に貢献し、利益を生み出すといった価値ある目標を示し、それに取り組むメンバーを支えて、彼らに奉仕するのがサーバント・リーダーなのである。
つまり、デキるリーダー。カッコいい。
詳細は、この記事『サーバント・リーダー「10の特性」あなたはいくつ該当するか?』を読んでいただきたい。
と言いつつ、この記事でいってる「10の特性」をご紹介。

▼サーバント・リーダー「10の特性」
【1】傾聴
相手が望んでいることを聞き出すために、まずは話をしっかり聞き、どうすれば役に立てるか考える。また、自分の心の声に対しても耳を傾ける。

【2】共感
相手の立場に立って相手の気持ちを理解する。人は不完全であるという前提に立ち、相手をどんなときも受け入れる。

【3】癒やし
相手の心を無傷の状態にして、本来の力を取り戻させる。組織や集団においては、欠けている力を補い合えるようにする。

【4】気付き
ものごとをありのままに見ることによって、気付きを得ることができる。相手に気付きを与えることもできる。

【5】納得
相手のコンセンサスを得ながら納得を促すことができる。権限に頼らず、服従を強要しない。

【6】概念化
大きな夢やビジョナリーなコンセプトを持ち、それを相手に伝えることができる。

【7】先見力
現在の出来事を過去の出来事と照らし合わせ、そこから将来の出来事を予想できる。

【8】執事役
自分が利益を得ることよりも、相手に利益を与えることに喜びを感じる。一歩引くことを心得ている。

【9】人々の成長への関与
仲間の成長を促すことに深くコミットしている。一人ひとりが秘めている力や価値に気付いている。

【10】コミュニティづくり
愛情と癒やしで満ちていて、人々が大きく成長できるコミュニティをつくり出す。

かっこいい~。 
こういうのを、みんなが知っててお互いに意識して行動してったら、とっても気持ちよく仕事できると思う。

マネージメント

マネージメントについてもちょっと書いてみます。
ここで扱うのはプロジェクトのマネージメントだけど、広く色々な場面で使えるのではないかとも思う。

プロジェクト管理の原理原則
(1)目的・目標を明確にして共有する、プロジェクト特性に応じた計画を立てる
(2)タスクやアクティビティを管理可能な粒度までブレークダウンしておく
(3)実績をトレースし、計画との間のギャップを把握し、補正措置を講じる
(4)リスクを抽出してコントロールする

ぶっちゃけこの程度のことなんですが、理解してても現実にうまくできてるかとなると…。

なぜか?
それは 「すべては変化する」「当ては外れる」から。
マネージメントは予測して備えておき、予測できなかったものは変化に即応することが必要。
なんだけど、目の前の現実に折り合いをつけつつ変化に即応するには、何かを割り切り、何かを捨てながら、優先事項にフォーカスしていくしかないんですよね。
ここが、失敗を含む実践経験なしにはなかなか身につかない部分なので、失敗するプロジェクトが後をたたないんだろうなと思うんです。

でもさ、「失敗は成功のもと」というので、こういうことに気をつけているだけでも、失敗は小さくできるし、早く成功を引き寄せられると思うんですよ。 Good luck!だね。

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