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3はマジカルナンバーなのか?

3。
テストをしていると出会うことが多い数、3。
再現性を確認するにも、カウントアップの確認をするにも、まずは3回くらいやってみて…というのが多い。

1回だと再現性があるのかないのか分からない。
2回だとなんか不安。
3回やれば、まぁなんか良さそうじゃない?という感じだろうか?

その昔、ベテランのQAおじさんがこんなことを仰ってた。
「3サイクルやれば、まぁだいたいどんな感じか分かるよね。
人生は30年で1サイクルだから、3サイクル目を生きてる気の利いたおじいさんとかに話を聞くと、だいたい見通しが合ってるもんね。」
それは、そのおじいさんが気が利いてるからでは…?という小さな疑問がありつつ、なるほど3サイクルか…と思った。

実際、3回で事足りることは多い。
だがしかし!油断は禁物なのだ。

シーケンシャルに10桁までカウントアップしていく仕組みだったのに、若者がデグレさせて、0000000003の次もその次も全部0000000003になっちゃったことがあった。 (若者は頑張ってたけど、ちょっとテンパってたのねw)

4つの項目があるプルダウンメニューの、上から3つ目までは日本語だったけど、4つ目だけ中国語だったこともあった。
これは面白かった。漢字なのに4つ目だけ急に読めなくなって、一瞬脳みそが止まった。

こういうことがあると、満足する数を3にして良いのか、悩む。
ほんと悩む (笑)

ただ、やっぱり3は偉大な数で、素数で、何かを繰り返し練習するにも3回からだし、野球も3アウトでバッターが交代するし、多くの物語で起きる事件の回数も1話につき3回くらいだ。

偉大な数3を横目に見つつ、少し違った角度からも試しちゃうのがテスターの性かもしれない。

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